身体がすっぽり収まっても余りある、海外製の椅子に座らされた下僕。
まるでアメリカかイギリスあたりの大学の教授が、自室で愛用する椅子のようだ。
白地に薔薇の柄という清楚なワンピー。
それが順子自らが裾を持ち上げていく。
下僕は息を飲んだ。
白い肌に浮かぶ逆三角形の剛毛が現れたからだ。
それはキツい縮毛を表すように縮れ、綺麗に整形されているではないか。
それは順子のセンスと意志の強さであり、なによりも彼女の強い性欲を誇示する象徴に見える。
下僕はその迫力に、ゴクリと生唾を飲み込んだ。
医院長〜女医:順子 がっかりさせないでね……
下僕を見下ろしてそう一言だけ言い終えると、くるりと背中を向けて閉じさせた彼の膝を跨ぐ。
白く魅力的な臀部の下から手を伸ばし、握られたベニスをグイッと45度に起こされる。
ペニスの根元が悲鳴を上げて、下僕は顔をしかめて苦痛に耐える。
突き出された臀部の底が露骨になり、ヌラヌラと愛液で光る割れ目が獣の口のように開くのが見えた。
先端がヌルリとした粘膜に接触する。
筆先を墨汁に馴染ませるかのように、順子の透明な分泌液を鬼頭に纏わせていく。
前後に緩く擦られる柔らかい感触が、近い未来を暗示させる。
その動きが止まった時、肉の輪を潜る抵抗を覚えた。
瞼を開けた下僕の目には鬼頭が飲み込まれ、順子の体内に消えていく残り少ない陰茎の姿があった。
温もりに包まれてしまうとまるで湯に浸かったような、不思議な安堵感を覚えた。
膝の上には柔らかい臀部、強かな体重が乗る。
たかだか50キロあるかどうかという体重なのだろうが、こんなに重く感じるのは緊張のせいに他ならない。
順子がスカートを直して臀部を隠し、一度こちらを振り向いて前に向き直る。
カチャカチャとパソコンのキーボードを叩く音が聞こえ、仕事を始めたことを知った。
何なんだ、この状況は………非現実的すぎて頭の理解が追いつかない。
医院長:女医:順子 このまま私をがっかりさせるつもりなの?………時間は過ぎていくわよ?……
順子の言葉に、正気になった。
最初で最後の最後通告………気持ちが引き締まる。
恐る恐る両手を前に伸ばし、スカートを引き寄せて陰部へと手を進める。
ゴワつく剛毛の先に割れ目を感じ、指をV字にしてビラビラをなぞっていく。
下に進めるほどに指先が分泌液に塗れる。
柔らかい肉、粘膜、その縁を上下させ割れ目を割る。
濡れそぼる粘膜を指で上下に往復し、上部にある要塞に指先を持っていく。
包皮から半分ほど飛び出したクリトリスに触れる。
舌よりも繊細に触れなければならない。
まるで眼球に触れるかのように、その表面を滑らせる。
先端と根元の短い距離を、指の腹で超ショートストロークの往復がなされる。
神経を集中すると、ベニスの鬼頭と同じ流線型を成しているのが分かる。
不意に膣口がキュ〜ッと閉まる。
順子の肩が怒り肩になり、力が入っているのが分かる。
円を描いたり軽く叩いたり、変化をつけて続ける。
下がキュッ、キュッ……と動く。
順子の頭が前に傾き始めた。
尚も仕事を続けようとする順子の指が、辿々しくキーボードを叩く音がする。
性に対しては人にも自分にもサディスティックな順子は、自分に課した限界まで耐えることに酔わないと満足出来ない。
左側の髪の毛を後に寄せて、肩越しに順子の耳を軽く噛む。
指を動かしながら、舌先を這わせて息を吹きかけた。
はぁ~ん………んん~んっ………はぁ~………
順子が反応を見せ始めた。
医院長に君臨していても所詮は順子も女、このままいける………このときは、そう思った。
クリトリスを摘んで痛ぶった。
一段と締まる膣、刺激するほどに身体を震わせる順子。そんな目の前の女の背中を目にして、強烈な感情が沸き起こるのを覚えた。
不意に順子の腰が、揺れ始める。
ディスクの上にに両腕を伸ばし、前後に動く。
なんとも言えない官能がベニスから伝わってきた。
肉壁に包み込まれ、その威力を発揮させていく。
順子が背中を預けてきた。
両手を掴まれ、胸に押し当てられて柔らかな感触を知って乳房だと気づかされた。
煩わしいブラジャーを取り除きたくて、手探りで胸のボタンを外していく。
じぃ~っとしていてくれず、メンズとは逆に着くボタンに手こずりながら胸の前を開く。
脇の下から前に回した手を白衣の下に通し、背中側のブラジャーのホックをワンピース越しに何とか外した。
前に回した手を浮いたブラジャーの下に潜らせ、乳房を揉みしだく。
鬼頭から伝わる快感に耐え、乳首をこねくり回す指先に集中する。
我慢出来なくなったのか、順子が身体を上下に弾ませ出しだ。
揺れる乳房を両手で支え、ディスクに肘をついて尻を振り下ろす順子の攻めに耐える。
それなりの余裕を感じていた中の様子が、変化した。
容量が狭くなり、微笑みながら締め上げる肉壁の洗礼に歯を食いしばる。
耐えるだけで精一杯だった。
こめかみから汗が流れ落ちていく……。
不意に順子がこちらを振り向いて、動きを止めた。
医院長〜女医:順子 今度は、後………ねっ?
腰を浮かせる順子に合わせ、椅子を後に下げながら一緒に立ち上がる。
スカートを捲り上げ、ボリュームのある順子の尻と再会した。
腰のくびれに両手を添えると、ひたすら突き上げる。
肌が同士がぶつかって、ひしゃげる順子の尻。
クチャッ…クチャッ…と卑猥な水音を響かせる外とは別に、とろけるように柔らかい中では暴力的な
快感を生み出す。
甘い分泌液を結合部から溢れさせ、順子はその気にさせる女の声を吐く。
女の子のようにやたらと煩いだけの喘ぎ声とは違い、経験値のある女の喘ぎ………。
快感のすべてを余すことなく享受する女は、どけまでもしなやかな甘い声を出す。
それがいつしか唸り声となり、奇声混じりの喘ぎ声に変化していく。
顎から滴る汗が、順子の白い尻に着地する。
上半身をディスクに突っ伏した順子が唸り、尻を突き出したまま身体を揺らす。
白濁した分泌液に塗れた陰茎が露出し、中へと消える。
射精感が迫るたび、太腿をつねり痛みで押し留めた。
順子が美熟女らしからぬ喉から絞り出すような声を出し、背中を反らせた。
そのまま硬直したように固まり、身体が揺れに任せたまま声も出なくなった。
俯いては顔を上げ、また俯く。
震えるように頭を持ち上げた時、ゆっくりと口を開けて狂ったように髪の毛を振り乱し、苦しげな吐息を漏らした。
はぁふんっ…………んんん~っ………ふぁ〜っ…
こんな男殺しな女は初めてだった。
屈服しそうになりながら何度も踏みとどまり、際どい領域に身を置き続けるなんて尋常ではない。
いくらなんでも、もう限界だった。
こんな女に耐えられる男がいるとは、到底思えない。
こんな女………。
気が緩んだ刹那、凄まじい快感に襲われた。
膣奥に向けて、おびただしい精液が飛び出していく。
恐るべき色情魔の子宮頸部は、男の遺伝子を招き入れるべく精液を吸入していく………。
順子の脳は身体のその感覚を快感として伝達し、幸せホルモンを分泌させた。
恍惚に浸りる順子は、椅子にへたり込む下僕に振り返る。
その彼のペニスは未だ、反り返ったまま立っていた。
内腿を伝う精液を拭き取ることも出来ない下僕を不満に思ったが、教育をすればいいと思い直す。
医院長〜女医:順子 ぎりぎり合格かしらね………
まだまだだけど、まぁいいわ。
これからたっぷりと教えてあげるわね。
そう言うと、対面座位の形で腰を沈めていった。
むぅ~……っと仰け反る下僕を眺め、グラインドを開始する。
あぁ硬いわ、若いわね………………あぁ…いい…
深く突き刺さる腰をまるでロディオマシンのようにグラインドさせ、苦痛に顔を歪ませる下僕を見て再び欲情をする順子。
射精直後の敏感になったペニスを凌辱され、ひたすら呻きながら耐えるしか道はない下僕。
ヌッチャッ…ヌッチャッ……ヌッチャッ…
淫らな水音を奏でる下半身の動きに合わせ、許容を越えた暴力的な快感が襲う。
情けない彼の声が、順子のサディスティックな気持ちに火をつける。
もがき苦しみ喘ぐほど順子は興奮し、ペニスがもたらす快感に酔う。
耳障りな声を出す下僕に唇を重ね、封印する。
その間も腰を動かし続け、下僕の声を飲み込む。
医院長〜女医:順子 あら〜、出しちゃったのね………私に断りもなく、出していいと思ってるの?
ペナルティよ、耐えるのよ……いい?
2度の射精を暴発させた直後、地獄の特訓が開始された。
ふぅ~っし〜っ!!……ふぅ~っしゅ〜っ!!…
歯を食いしばり、歯の隙間からヨダレ混じりの荒い吐息を漏らす。
目尻から涙が流れ落ちていく………。
順子はそれを舐め取って、微笑んだ。
医院長〜女医:順子 そんなに気持ちいいの?……そう、気持ちいいのぉ?……いい子ねぇ〜……
んっ?……なぁに?……もっと欲しいの?……仕方のない子ねぇ〜……そんなにいいのぉ?……
順子は上下運動に変えた。
溢れ出た精液がグチュッ!グチュッ!っと下品な音を響かせる。
萎える暇もなくイケない苦しみに後頭部を打ちつけるが、クッションの効いた椅子は衝撃を吸収してしまう。
順子彼の手を引き寄せて乳房を支えさせ、頭を仰け反らせながらグラインドを続けた。
ただ、ひたすら動き続けた。
途中で下僕の腰が痙攣したのが分かった。
恐らく3度目の射精だと理解したが、そのまま続けた。
勃起が持続するならば、それでいい。
この快感は、私だけのものだから………。
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