今日も迷える子羊がやって来た。
彼らは一般外来者用と称した、反対側の入口から建物内に入ってくる。
従って受付けも別に設けられた専用である。
それは産婦人科医院という性格上、患者のほとんどが女性であることの気遣いだった。
なぜならこちら側の患者は、ほぼ男性だからである。
彼らは密約を結んでいる病院からそそのかされ、やって来る。
代わりにこちらは重篤な状態の患者に紹介状を書いて、あちらに向かわせるのだ。
向こうのメリットはやはり金になる患者だ。
こちらのメリットは、金よりも別にある。
良い男であること………。
良心的、待ち時間が短い、場所が良い、そして何と言っても小声で美人女医だと告げらるのだ。
疑わしく感じはしても、消毒程度の軽い処置しかしないのに待たされる病院より怖いもの見たさ……要するにスケベ心に押されて来る。
小さな待ち受けフロアで場違いなところに来たような、所在なさ気に待っていたひとりの男性が名前を呼ばた。
終わったらさっさと帰ろうと心に決めて、診察室へ彼は向かった。
女医:藤子 こんにちは、今日はどうされましたか?……
分っているのに、あえて聞く。羞恥に困る男性の顔は、見ていて興奮するからだ。
男性 ………えっと……術後の傷を診てもらうのに来たんです……
女医:藤子 どこでしょう………見せてもらえますか?
患部はどこなのか知っていながら、わざと聞く。
診察室に入ってきて、驚いた顔ったらなかった。
想像以上に美人女医だったのだから、たまったものではない。
よほどの変態でもない限り、大抵の男性は羞恥する。
なぜなら彼らが手術を受けた病院は美容クリニックで、手術の内容は包茎手術にほかならない。
日本人男性の半数以上は包茎だとの、統計がある。その程度は個人差があるが、様々な理由でそのまま放置してきた男性がここに来て手術を受けた。後は抜糸まで傷跡の経過観察と消毒だけだ。
興味本位でスケベ心に押されて来たはいいが、こんなに美人女医だなんて聞いていない。
まともな感覚を持っていれば、性器を見なければならない精神的苦痛は察するものがある。
だからこそ、好きなのだ。
男性 あっ、いや………あの……下半身なんです…
顔を紅潮させて、絞り出すように彼は言った。
女医:藤子 あら、あっ…そうなんですね……あっじゃあ……まず見せて下さい…
動揺を必死に隠す女を演じ、使命感を原動力にする女医の顔をする。
診察用ベッドへ誘導し、ズボン…さらには下着を非常に恥ずかしそうに下ろす。
手で隠したいのは山々だが、それをすると余計に恥ずかしい。
諦めの境地でペニスを晒す男性。
女医:藤子 腫れも引いて、順調のようですね。術後は何日が経ってますか?……そうなんですね。
しばらくの間、消毒をしに来てくださいね…………じゃあ消毒します……
恭しく小動物でも扱うようにベニスを持ちながら、チョン、チョン……と消毒を済ませる。
あまり刺激を与え勃起でもさせると、厄介なことになる。
彼は抜糸までの間しばらく消毒に通い、1ヶ月後に再び来院した。
抜糸後1ヶ月は自慰行為もセックスもドクターストップを言い渡され、今日は最終チェックの日になる。
医師に太鼓判を押されて、初めて自由の身になる。
禁欲生活の苦しみは、誘惑との戦いだったはず。
大抵の男性は触診で勃起してしまうのだが、それは無理もない。
そうなることを見越して藤子は、少〜し刺激的な服装を白衣の下に選らんでいた。
わざと胸元の緩いブラウスに、短いスカート。
診察室に入ってきた彼は、藤子を一目見て落ち着かない表情になった。
無理もなく、それは当然だった。
女医:藤子 その後は、どうですか?
男性 はぁ……問題はないです…
女医:藤子 じゃあ、チェックさせて下さい…
目線を彼の顔から外し、隠しているつもりでも隠しきれていない女の羞恥心を演じる。
ただでさえ恥ずかしいのに、そんな女医の仕草を見せられてやるせない気持ちになる男性。
同時に不安も覚えていた。
あんな刺激的な格好で羞恥心を感じさせられたら……こっちは禁欲してたんだ、勘弁してくれよ…
内心の動揺を隠して、ズボンと下着を降ろす。
前屈みになって、まじまじと診る女医の胸元に目がいってしまった。
セクシーなブラジャーに包まれて、たわわな乳房が………。
女医がベニスを指で掴み、左右に動かして傷跡を凝視する。
納得がいかないようだ。
女医:藤子 ちょっと、あちらで横になって下さい…
勘弁してくれよ………
内心で弱音を吐きながら、これが終われば開放だと信じて身体を横たえる。
そんなに弄らないでくれ……頼むから…
彼の奮闘は、実は藤子に伝わっていた。
陰茎に張りを感じるようになり、彼が勃起しまいと頑張る様子が手に取るように分かる。
女医:藤子 正直に言ってくださいね……ここ最近で性行為か自慰行為をされませんでしたか?
男性 それはないです……途中でそれをするリスクは理解してますよ?
女医:藤子 本当に?
男性 医者を前にして、嘘が通用する相手とは思いませんよ?……嘘を言う理由もありませんし…
女医:藤子 う〜ん………じゃあ、これは痛くない?……本当に?……それじゃ、これは?……
指で輪を作り、傷跡の上を擦る。
医師なら完治していることくらい、診れば分かる。
あれこれと懸念を示し、あれこれと理由をつけてベニスに触れていく。
傷跡は鬼頭よりも下にあるのにもかかわらず、上から擦るものだからどうしたって鬼頭に触れる。
男性 あっ…あの………あんまりされると……
女医:藤子 あぁ…慣れてますから大丈夫です……
男性 いや…それもありますけど……そうじゃなくて…………
女医:藤子 今はっきり診ておかないと、後で大変なことになるかもしれませんよ?
男性 …………そう…言われても……
女医:藤子 安心を買うと思って、しっかり診ておかないと………これは?……平気?……これは?……
藤子の手の中で、みるみる膨張していく。
おそらく1ヶ月ぶりに勃起したベニス。
顔を真っ赤にして、恥じ入る男性。
もう、誤魔化しようがなくなってしまった。
女医:藤子 男性の生理現象なのは理解してますから、お気になさらないで下さいね……
そう言われたところで、慰めにもならない。
こんな美人女医に、こんな醜態を晒すなんて……。
穴があったら入りたかった。
尚も続く触診………これは本当に触診なのか?
疑わしい懸念が胸中に渦巻き始める。
だが………禁欲を続けた身には、堪らない…。
女医:藤子 じゃあ、これは?
手の平がまともに鬼頭を包み込み、上下に擦られる。
男性 ちょ…ちょっと先生………くっ!……
先端から透明な分泌液が、溢れてきた。
女医:藤子 あの、勘違いなさらないで……これは医療行為です……分かりますよね?…
男性 先生……だけど…
女医:藤子 少し我慢なさって下さい……じゃあ、これはどうですか?
ヌッチャッ…ヌッチャッ……
手で弄ばれるベニスの鬼頭が、手の平から見えては隠れて……また見えては隠れる………
ゆっくり……ゆっくりと上下に動かされるだけに、
得も言われぬ快感が走る。
中途半端な速度がかえって苦しみに耐えることを強いられ、悶絶する男性を藤子は楽しんだ。
だが、そんな状態は長くは続かない。
1ヶ月の禁欲明けの男性は、いつまでも耐えられるはずがない。
男性 ……………………あっ!!
ついにそんな彼の声と同時に多量の精液が噴射され、べっとりと藤子の顔を汚した。
女医:藤子 大丈夫ですよ、健康な男性なら当然のことですから…
何のことはないと言わんばかり、藤子は自らの顔とペニスを優しく拭う。
平静さを装ってはいるが、藤子は興奮していた。そんな感情を微塵も見せないが、ショーツには染みが広がっていく…。
女医:藤子 いいんですよ…1ヶ月、男性が射精していなければ当然ですからね……でも軽い刺激だけでは判断出来ないので、もう少し頑張りましょうか?…
何を言っているのか、理解が追いつかない。
こんな検査があるものなのだろうか。
動揺を隠せないまま、ペニスが温もりに包まれるのを感じた。
頭を起こすと信じられない光景が目に飛び込む。
背中とお尻を向けられてはいるが、女医の屈められた上半身が上下に揺れている。
それがベニスから伝わる感覚と重なることは、何を意味しているのか分からないわけがない。
唇が陰茎からカリ首を通過して鬼頭を包む。
また下へと下がり、舌が鬼頭を撫で回す。
女医が鼻にかかった甘い声を、漏らす。
あぁ……こんなことがあっていいのか……堪らない…
勃起した状態から萎える暇を与えられることなく、再び悶絶をしなければなくなった。
こんないい女が、咥えているなんて………。
頭の中を煽情的な気持ちで満たされていく。
不意にこちらを向いた女医が、こう言った。
女医:藤子 これから最終的な検査に移ります。
痛くなったら、直ぐにおっしゃって下さい。
いいですか、大切な検査です……繋ぎ合わせた患部に耐久性が認められなければ大変なことになりかねませんからね?
俄然、緊張が走る。
どんな検査をされるというのか…。
次に理解不能な行動をとる、そんな女医の姿があった。
膝丈のシフォンスカートに手を入れて、パンティストッキングを下ろしているではないか。
何の冗談かと思っていると、パステルピンクというフェミニンな色彩のショーツを足から抜き取った。
あまりにも当然といった感じだから、自分がおかしくなったのかと我を疑いそうになった。
彼女は至って普通の表情で、髪の毛を揺らしながらベッドに上がった。
女医:藤子 いいですか?……痛かったら言って下さいね?
やや緊張感を感じさせ、真剣な眼差しで確認をしながら腰の両側に膝をついた。
こんな異次元な状況に、何を基準に信じたらいいか分からなくなった。
どう見てもこれは、騎乗位型セックスの体制ではないのか?………
こちらの不安をよそにスカートの中に手を入れた。
ベニスを掴まれて角度をつけるように、根元に力が加わる。
そして…………。
…………………んっっ………はぁ~〜〜っ…。
夢のような現実を味わいながら、美人女医が長い吐息を漏らすのを見ていた。
余分な包皮を取り去り、露骨に膣壁の感触を初めて感じる。
なんという肉感なのか、滑らかで複雑怪奇な触覚が鬼頭を刺激してくる。
思わず呻きを漏らした。
女医:藤子 痛くないですか?
風邪をひいて受診した際に、喉は痛くないかと聞かれるのと変わらない聞き方だ。
ウネウネ……ヌルヌルと強烈な快感を感じさせながらどうにか返答する。
やがてリズミカルな前後の動きにシフトする。
思わず彼女の膝を掴んでしまった。
目を閉じて腰をユラユラとグラインドさせながら、口を半開きにする女医。
こんなによかったのか……知らなかった…
カリ首の周辺が露出したことで、本来の快感を余すことなく強制的に享受させられていく。
女医が胸の両脇に手をついて、腰を打ちつけてきた。
とんでもない快感に襲われる。
のたうつ身体に覆い被され、腰を打ちつけられる。
あぁ~……あっあっあっあっ…ん〜ん………
耳元に彼女の甘〜い喘ぎ声が、吐息とともに吹きかけられる。
温かく柔らかくて、とてつもなくヌルヌルする中は恐ろしく快感を呼ぶ。
女医の体臭に酔い、快感に翻弄される。
だめだ………耐えられない……
…………そのまま中に、勢いよく射精してしまった。
女医:藤子 大丈夫?……痛くない?…
男性 んっ………うぅっ………はぁ……
女医:藤子 大丈夫そうね……。
でもこれでは患部が耐えられる状態かどうかわからないの。
もう少しだけ、頑張れるかしら?…
彼の返事を聞かずに、グラインドを再開させてしまう藤子。
萎え始めたベニスが刺激を受けて、強制的に元気を取り戻させられる。
射精直後の敏感になった状態で、その猛烈な快感に右に左にと、激しく首を振る男性。
拷問と化した腰のグラインド……前後にリズムを刻みクイッ…クイッ……っと、その動きを止めない。
女医:藤子 ほら……シッ!……外の患者さんに聞こえちゃう……病院ですから、静かに……ね?…
両手で彼の頬を包み込み、言い聞かせながら腰を小さく打ち下ろす。
ベニスを咥え込む膣口はかろうじて鬼頭が飲み込まれたままで、白濁した分泌液に塗れた陰茎が、途中まで飲み込まれては現れている。
ヌッチャ…ヌッチャ…ヌッチャ………
淫らな水音を響かせて、卑猥な膣がベニスを決して離さない。
男性を犯す喜びに、淫欲が溢れ出す。
自らブラウスを捲り上げて、ショーツとお揃いのパステルピンクのブラジャーも押し上げる。
呻く男性の口に乳房で塞いでやった。
それでも彼は涙目になりながら本能がそうさせるのか、乳首をにしゃぶりつく。
ヨダレまみれになる感触を感じながら、首を後ろに反らせて快感を堪能する藤子。
堪らなくなって、彼を突き飛ばす。
グラインドから身体ごと上下に杭打ちする、過激な動きにシフトした。
肌がぶつかるピシャピシャする音が響く。
子宮頸部に強かな圧力が加わった。
深い快感が押し寄せてきて、ドSの女医が狂い始めた。
疲れを感じてはグラインドに変更し、彼の身を起こして抱きしめながら腰を振る。
膣を埋め尽くすペニスが常に深くまで突き刺さり、快感が持続する。
快楽にのめり込み、快感に飲み込まれていく……。
遠くから駆け足でやって来た何かに追いつかれ、身体に電流が走る。
身体が痙攣を起こし、彼を挟む両脚をビクビクと左右に震わせる。
静寂の中で男女2人の荒い呼吸をする音だけが、続いた。
数分の後、気怠そうに腰を上げた女医の性器からダラリと男の精液が流れ落ちる。
生理食塩水でベニスを洗浄し、水気を拭き取った。
脱力した彼は、すっかり萎えたペニスを処理する女医に目を向けた。
なぜかベニスの根元をきつく締めて、もう片方の手で上下に動かし始めた。
苦痛に顔を歪め、鬼頭に舌を這わせる彼女に恐怖心を抱いた。
もう無理だ……勘弁してくれよ……
そう思ったのに徐々に回復していく自分の性器を恨めしくて、信じられなかった。
痛みすら覚えるほど勃起を果たしたベニス。
女医は背中を向けて、腰を沈めていった。
こんな美女が凄まじい性欲の持ち主だなんて、信じられない。
打ち下ろされる白いお尻を見詰め、不思議な気持ちが芽生えるのを感じた。
苦痛、快感、心地よさ、そのすべてがどこか鈍感に感じられ、女に犯される状況を冷静に見る自分に気づく。
女医の中に吸い込まれ、消えてはまた現れることを繰り返す己の性器。
ニョリッ…ニョリッ…と粘膜の摩擦を感じる。
思わず身を起こし、女医の腰を掴んでバックから打ち付ける。
彼女は抵抗することなく受け入れ、頭を持ち上げて下ろすことを繰り返しながら享受するではないか。
いつ訪れるかもしれない射精感を覚えるまで、彼は女医の中を突き上げ続けた………。
1週間後、彼の姿は診察室にあった。
藤子はカルテを改ざんし、次回の予約を入れていたのだ。
回転椅子をくるりと回し、彼を迎え入れる。
女医:藤子 お身体は大丈夫ですか?
男性 はい、回復してます…
女医:藤子 禁欲は守っていただけました?
男性 もちろんです
女医:藤子 じゃあ、証拠を見せてもらおうかしら………
組んでいた脚を解いて、ショーツを抜き取った。
いちだんと短いスカートの奥はしっかりと生え揃った陰毛が、よく手入れがされていることが見て取れる。
左右に膝を開いて、分かるでしょ?……と、無言のアプローチを受けた。
そこに顔を埋め、まだピッタリと閉じた割れ目を舌先で割いていく。
クリトリスを吸い、舌で撫でると首を仰け反らせた。
それが硬くなる頃にはとろみのある透明の泉を溢れさせ、吐息を震わせる藤子の姿があった。
女医:藤子 患部を診せて……診察するわ…
そういうと彼のペニスは、女医の口の中に消えた。
1週間ぶりの快感に、早くも射精感を覚える。
女医:藤子 だめよ……まだ…。
背中の真ん中辺りを机に寄りかからせ、回転椅子に座ったまま左膝を上げる。
そういうことかと理解し、彼は中腰になって女医の中へと入った。
太腿が辛くて、なかなかの苦行になる。
だが長い白衣を着て、淡いブルーのブラウスに黒色のセミタイトスカートという姿はそそる。
落ち着いた美貌の奥に隠す、狂気を孕んだ性癖。
そのくせ清楚な白い下着を身に着けている。
すべてが官能的だった。
輸送を始めると、女医の感触を思い出した、
彼女は時間をかけないと、いけない。
今日は戒めがないと思ったが、やはり彼女主導なのは変わらない。
男が苦しむ姿に興奮する変態女医。
彼女を抱えて持ち上げ、代わりに自分が座る。
不敵な笑みを浮かべ、彼女は言った。
女医:藤子 1回じゃだめよ?……分かるわよね?…
その意味するところは、想像がついた。
拷問の開始……。
射精感を覚えるたび、彼女は許さなかった。
グラインドを止め、また再開する。
何度でも、それを繰り返した。
そして射精を迎えると膣の奥で受け止め、恍惚に浸る彼女。
回復に至る暇を与えずに、またグラインドを再開させる。
地獄はまだ、始まったばかりだった………。
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