女医:順子 それじゃ田畑さん、あちらの椅子に座って下さい……今、うちには○○大学病院から移ってきたきた医師で優先して診させていただきます
さゆり 私、そんなに危険な状態なんですか?
強迫観念を煽り過ぎると危ないが、追い詰めなければこの手のキャリアウーマンは手強い。
女医:順子 そんなふうにお考えになる必要はありません……彼はまだ若いのですが、その道で腕を磨いてきたうちの精鋭ですから任せて下さいね…
内線が繋がってから直ぐにその医師はやって来た。
女医だからこの病院を選んだのに……もはやそんなことより、さゆりは自分の不安要素を早く取り除きたかった。
男性医師は30代半ばくらいだろうか、こんな出会いじゃなければと思うくらい精悍な顔つきの、
素敵な青年だった。
男性医師 ごめんなさい、胸を診させて下さい……服を上げていただけますか?
さゆりは一瞬だけ戸惑いを見せたが、これでも人を指導してきた自負がある。羞恥心くらい隠せなくて何がマナー講師だろうか…。
努めて感情を覆い隠し、何でもないように薄手のサマーニットとキャミソールを捲りあげた。
現れたブラジャーは、さゆりの好きなレース仕立てのグレーだった。
アンダーから乳首が隠れる部分意外は肌が透ける素材が使われ、男性にはセックスアピールが強いかもしれない。
なんでこの下着を着けてきたのかという後悔が、さゆりの心を締め付けた。
恥じらいを悟られたくなくて、流るように背中のホックを外す。
見惚れるようなお椀型の2つの白い山が、男性医師の目に触れた。
乳輪、乳首ともやや茶色に近い健康的な色をしており、大きめな乳首の脇にはホクロまであった。
男性医師 じゃあ診ていきますね、失礼します
彼はそっとさゆりの乳房に触れ、2本の指を軽く沈み込ませる。
少しづつ指を移動させ、乳房全体を調べるフリをする。
さゆりがさっき受けたばかりの検査なのに……そんな不服を目元に浮べている。
念入りに丁寧に続け、さゆりに質問を投げかける小技を織り混ぜる。
彼はひとり孤独な戦いを続け、乳首を診ます……と当然のように告げた。
軽い驚きを見せたさゆりは彼の顔を凝視してきたが、彼はまるで愛する女を見つめるように見返す。
急に恥ずかしくなったさゆりは視線を下に落とし、無言の承諾を示すことしかできなかった。
乳輪を一周させた指が、乳首に触れる。
ピクリと身体が反応してしまって、さゆりは努めて無表情を作る。
男性医師は360°乳首を揉みほぐすように、指先を動かし続けた。
早くして……そんなにしないで…早く…早く………
どうしても反応してしまう身体を懸命に抑えようとして、猫背になってしまう。
母乳を絞り出そうとするかのように、先端に向かって指先がすぅ~っと離れる……それを数回繰り返され、思わず声が出そうになるのを我慢しなければならなかった。
それを、もう片方もされたのだ。
男性医師 はい、結構ですよ……。
すっかり勃起をしてしまった乳首、乳房を隠したくてそそくさとブラジャーに収めるさゆり。
男性医師 心配の1つはこれでなくなりましたね
……稀に乳首から赤茶色をした分泌液が出る方がいらっしゃいます、あまりよくない病院のサインなんですが、田畑さんにはその疑いがあったものですから。
乳腺が多い方はレントゲンに白い部分が多くて、一般の医師でも見分けることが難しいんです。
この検査は、それを見極めることの出来る検査だったんです、まずはよかったですね。
さゆり そうだったんですね……安心しました。
まだ内心の興奮が収まらないまま、感謝の言葉をさゆりは言った。
久しぶりに恥ずかしい場所を男性に触れられて、まだドキドキが収まらない。
どんな顔をしていいのやら、男性医師の顔を見られない。
男性医師 それでは、あちらの診察台に乗って下さい……準備ができたら呼んで下さいね…
さゆりは一瞬、唖然としたが、まだ全てが済んでいなかったことを思い出して帰りたくなった。
なぜなら、診察台に乗るということは……男性医師に一番見られたくない場所を見られるのだから。
さゆりは意を決して診察台に乗り、男性医師に声をかけた。
ずいぶんと早いなと思った男性医師は、診察台に乗ったさゆりを見て吹き出しそうになったが、医師の顔を作り目隠しのカーテンを引いた。
さゆりは緊張で浮足立っているらしく、ショーツを履いたままだった。
男性医師 田畑さん……下着を取りますね……
さゆりは顔から火が吹き出しそうになりながら、お尻を浮かせた。
男性にパンツを脱がされるなんて………
穴があったら入りたいと思うさゆりのカーテンの向こう側では、ショーツに染みができていることに喜びを感じる男性医師がいた。
それよりも、整えられた陰毛にさゆりの知性を感じさせる。
割れ目は色素沈着によって色づいて、年齢の割にはあまりハミ出ても歪んでもいない。
気づかれないようにしゃがんで匂いを嗅ぐ。
汗とわずかに酸っぱいような、大人の女の匂いがした。
男性医師 それでは洗浄しますからね……冷たいですよ~
指で割れ目を開くと中は艶々と光り、濡れていた。
あのぬめりを全て舐め取りたい………そんな欲望を必死に押し殺し、生理食塩水をかけた。
冷たくて、さゆりは思わずお尻を浮かせた………。
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