残りの夏期講習はとにかく勉強にうち込んだ。
その成果が出て最後の模試ではかなりの結果を残すことが出来た。
それからは学校が始まるまで毎日ダイキと過ごした。
あの悪夢を教訓に、ダイキとの時間を大切にした。
そしてダイキにいっぱい甘えた。
いろんな所をデートした。
海にも行った。
ナギコから四人で海にキャンプに行こうと誘われたが、ハッキリと断った。
どうせよからぬことを考えているのは見え見えだった。
どうやって知ったのか、シンジからも電話があった。
わたしは迷惑だから二度とかけてくるなと告げて、電話を切り、すぐさまブロックした。
シンジはびっくりしてた。
完全にわたしが落ちると思っていたみたい、、、
バカなヤツ、、、
わたしは目が覚めた、、、
あいつ、キモい、、、
だから内緒で二人きりで海に行った。
その前日、誕生日だったわたしはプレゼントをもらった。
お揃いのプラチナリング。
指にして学校には行けないから、それをネックレスにして貰った。
ジュエリーショップで二人で選んだ。
高校生にはかなりの高額になったが、このためにバイトを頑張ったんだからと、惜しげもなくダイキが払ってくれた。
嬉しくて天にも登る気持ちだった。
女性の店員さんの目の前でダイキに抱きついてしまった。
二人でリングを選ぶのも、すごく楽しかった。
二人の好みが一致して、もちろんイニシャルを刻んで貰った。
いずれ、婚約、結婚と、、、ダイキと指輪を選ぶことを想像して胸がトキメイた。
そのあと、リングネックレスだけを身に着けてセックスした。
それが二人の愛の証のような気がして、メチャ燃えた、、、
ダイキの名を何度も呼び、愛を叫んだ。
ダイキもそれに何度も応えてくれた。
今日もダイキのお気に入りのビキニにネックレスをしている。
改めてダイキがメチャ褒めてくれる。
すごく幸せ、、、
海の中でイチャイチャしているうちにガマンが出来なくなって、周りに人がいるのにキスをしちゃった、、、
しかも、かなり凄いやつ、、、みんな見てる、、、
すごくドキドキした、、、燃える、、、
3時過ぎまで目一杯遊んで着替えることにする。
わたし達が選んだ海の家は、アベックが一緒に着替えるボックスがふたつ並んであって、そのひとつが空いていた。
水着を脱いで下着を着ける。
もちろんダイキ好みの大人っぽいレースのやつ、、、
厶フフ、、、ダイキがガン見してる、、、シメシメ、、、
今日は初めてのお泊り。
友達の家に泊まることになってるけど、、、きっとお母さんは気付いてる、、、
それでも明日までダイキとずっと一緒にいられる、、、
本当に幸せな気分、、、
ああっ、、、ダイキのギンギンになってる、、、
いっぱいシテるのに、わたしの下着姿だけでこんなに
なって、、、
すごく嬉しい、、、
『ああん、、、だめぇ、、、』
そのとき、隣のボックスから突然、オンナの艶めかしい声が漏れ聞こえてきた。
つづく
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