「えっ?どういうこと、、、ですか、、、」
ユキナは話の内容に追いつくことが出来ず、思わずアキコに問いかけてしまう。
「スマホの中に、アナタ以外のオンナの画像もあったの、、、オッパイのデカイ、若いオンナ、、、あなたもなかなかだけど、それ以上に大きいわ、、、その娘も会社の部下だって、、、あなたと同時進行中、、、」
「そんな、、、まさか、、、」
ユキナは男に鋭い視線を向ける。
男は顔を背けた。
「奥さんには信じられないかも知れないけど、、、本当のことよ、、、」
ユキナは茫然と虚ろな表情を浮かべていた。
おそらくは、愛しているはお前だけだとでも言われて、その気になっていたんだろう、、、
不倫の常套句を真に受けて、、、
バカなオンナだ、、、
「その娘が本命みたいよ、、、わたしと別れて、、、その娘にも婚約者がいるんだけど、、、一緒にならないかって誘ったみたい、、、娘もバカな女で、その気になって、、、それが彼氏にバレて、、、大モメらしいわ、、、」
呆れて言葉も出ない、、、
こんなヤリチン中年に妻は夢中になっていたのか、、、
「呆れるでしょう?この人はそういう男なの、、、明日はその二人とも話さなければならないのよ、、、もうメチャクチャ、、、」
「だから全部遊びだって言ったろう、、、俺にはお前が必要なんだ、、、家族が一番大切なんだ、、、ちょっといいオンナに誘われて、拒みきれなかったんだ、、、済まなかった、、、でも、初めからお前と別れる気なんて、これっぽちも無かったんだ、、、」
最低のクズ野郎だ、、、
責任を全部、相手に擦り付け自分の都合しか気にしていない。
殴りつけてやりたいが、何とかこらえる。
そんなことでは気が済まない、、、
そしてそれ以上に、こんな男にうつつを抜かしていた妻のユキナに呆れてしまう。
見かけに夢中なって、、、
よりにもよって、こんなヤカラの性器を歓んでカラダに何度も迎え入れ、、、キスもして、フェラだってしていたんだ、、、
胸糞悪い、、、最低な気分だ、、、
当のユキナは何かを言いたげにしていたが、夫を見ると諦めたように俯き、黙り込んでしまった。
つづく
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