いけない!
わたし何を流されそうに、、、なってるの、、、
ダイキを失うことになるかも知れないんだよ、、、
絶対にダメ、、、
「いい加減にして下さい、、、わたしにはダイキがいるんですよ、、、ダイキになら何だって言える、、、その辺のオンナとは一緒にしないで下さい、、、それと、そんなことを言うのなら、もう二度と話しかけないで下さい、、、」
しかし、その場を離れようとするコユキにシンジが追い打ちをかけてくる。
「俺の感だけど、、、俺たち、きっとカラダの相性がいいと思うんだ、、、俺だったらコユキちゃんの知らない世界を教えてやれる、、、自信があるんだ、、、本当に彼氏との関係を壊す気なんて、これっぽっちも無い、、、ただコユキちゃんをあの彼氏よりも絶対にイカせてみせる、、、絶対にだ、、、ムチャなことは絶対にしない、、、コユキちゃんは俺の理想のオンナなんだ、、、今までの中で最高のオンナなんだ、、、思いきり抱きたい、、、コユキちゃんとセックスしたい、、、一度切りだ、
俺を信じて全てを任せてくれないか?悪いようには絶対しないから考えてくれ、、、いつでも待ってる、、、」
思わず気持ちが揺らぎそうになる、、、
そんなにまで、わたしのことを、、、
でも、絶対にだめ、、、口車に乗っちゃ、絶対に、、、
知られなければじゃないの、、、したらダメ、、、
返事もせずにその場を駆け去る。
シンジは敢えてその跡を追わなかった。
ニヤリと口元を歪める。
急ぐ必要は無い、、、
手応えは十分だ、、、
コユキは絶対に接触してくる、、、
自分の方から、、、都合の良い言い訳を口にして、、、
だから後は待つだけでいい、、、
思い切りオマ○コしてやる、、、
カラダ中、シャブり尽くしてやる、、、
俺から離れられ無くなるまでイカせまくってやる、、、
シンジは心の中で嘘ぶいた、、、
巨根が痛みを覚えるほどギンギンに反り返っていた、、、
何が理想のオンナなの、、、
カラダの相性がいいだなんて、、、そんな戯言、、、
ただセックスしたいだけじゃない、、、
バカにしないで、、、
逃げるように家に帰った。
お風呂に入ってベッドに横になる。
あの男、、、シンジって、かわってる、、、
というか、ナギコもそうだ、、、二人ともヘンだと思う、、、
セックスに対する観念が普通とは違う、、、
それとも、わたし達が普通で無いのか、、、
いいや、そんなハズはない、、、
こんなこと、、、もう考えるのは止めにしよう、、、あれはたちの悪い冗談なんだと思うことにした。
でも、、、そうじゃないことはコユキは良く分かっていた、、、
あれは完全に、、本気だった、、、
わたしのこと、、、ナギコよりも、ずっと、、、
あれも、、、絶対に本気だった、、、
そのときスマホが鳴った、、、
まさか、、、シンジかと思い慌てて見る、、、
ダイキだった、、、
ホッとしたのに、なぜだか少しだけガッカリした自分がいた、、、どうして、、、
けれどダイキの声を聞いた途端にそんな気持ちは吹き飛んだ。
バイトを終えてすぐに電話をくれたのだろう、、、
バイトでデートを切り上げた事を再び済まなそうに謝ってくれた。
そしてバイト中もずっとコユキの事を考えていたと言われた。
すごく嬉しくて、たまらなくダイキに逢いたくなって、そう告げると、夏期講習が終わったらイッパイ、デートしようと言ってくれた。
そして、、、今日のコユキ、凄かったと言われた、、、本当は俺も今すぐ逢いたいと言われた、、、
思い出してカラダが熱くなる。
わたしだって、、、今すぐダイキに抱かれたい、、、
「わたし、、、恥ずかしいけど、、、ダイキともっとシタかった、、、」
「俺だって、そうだよ、、、本当にゴメンな、、、」
「いいの、、、わたし、今日、、、凄かった、、、あんなにエッチになって、、、ダイキ、、、ゴメンね、、、」
「ううん、、、俺、すごく嬉しかった、、、もっとコユキのこと、、、気持ち良くしてやりたい、、、でも、、、」
「でも、、、なに?」
「俺の前だけでエッチになって欲しい、、、俺だけのコユキでいて欲しい、、、」
ジーンと胸が熱くなる、、、こんなにダイキに愛されてる、、、
「当たり前だよ、、、わたしは全部、ダイキのものなんだよ、、、」
その後もお喋りをして名残を惜しみながら電話を切った。
結局、シンジの事は言うことは出来なかった、、、
言ってダイキに心配をかけたくなかった。
それに、わたしがシッカリしてれば問題ない、、、
あの男のせいで、ダイキとのセックスが頭の隅に追いやられてしまっていた。
ダイキ、ゴメンなさい、、、
今日のセックス、、、本当にすごかった、、、
今までの中で最高だった、、、
それなのに、いやだから、もっとシタくて、、、モヤモヤしてた、、、
そんなとき、シンジにヘンなこと言われて、、、
でも大丈夫、、、
すごかったけど、もっと先がある、、、
ダイキがきっと教えてくれる、、、
性に貪欲なコユキのカラダ、、、
もう自分でもハッキリと気付いている。
わたしは人よりもずっと性欲が強い、、、
そんな自分が恥ずかしい、、、
今だってカラダが疼いてる、、、
つづく
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