ナギコも何度かダイキと会ったことが有る。
ナギコは男の前だと急に性格が変わる。
わたしはウブな、男なんて知らない女の子に変身する。
知っているわたしですら、騙されそうになるくらい、、
男はそれに騙され、コロッとナギコに夢中になってしまう。
全てをさらけ出せるのは彼氏とわたしだけらしい、、、
「ねぇ、、、ダイキさんって、、、やっぱ、いいよね、、、」
「なによ、いきなり、、、」
「だってすごいイケメンだし、、、性格だって、コユキに聞く限りでは非の打ち所が無いしさ、、、」
「それはそうだよ、、、わたしの恋人だもん、、、」
「フン、しゃらくさ、、、」
他の人からは想像もつかないナギコの言葉遣い、、、
これが本性、、、
「ねぇ、、、一日だけでいいからさ、、、ダイキさんのこと貸してよぉ〜」
「はぁ〜、何言ってるの?」
「だから〜、、、ダイキさんと一度だけ、、、デートしてみたいなってこと、、、」
「冗談はやめてよ、、、」
笑って応える。
「本気なんだけど、、、正直、シンジより見た目タイプだし、一度デートしてみたいなって、、、ああ、もちろんヘンなことはナシで、、、」
ヘンなことって、、、こいつ、まさか?
「何言ってるの、、、ナギコにはシンジさんがいるでしょう?」
「シンジねぇ、、、あっ、そうだシンジのこと、代わりに貸すからさ、、、それでどうよ?」
「呆れる、、、バカ言って、、、」
「シンジに興味ない?」
イタズラめいた目をして、探るように尋ねてくる。
「ありません、まったく、、、」
「ふーん、、、だってシンジのアレ、、、すごいの知ってるよね?」
「人聞きの悪いこと言わないでよ、、、アナタがわたしに勝手に聞かせたんでしょう、、、」
「そうだけど、、、コユキ、興味ありそうだったじゃん、、、一度くらいって、、、思ってたんじゃないの?」
「そんなこと、あるわけないでしょう、、、興味なんてありません、、、第一、悪いけどシンジさん、まるでタイプじゃ無いし、、、」、
「あっ、酷い、、、でもさ、、、タイプじゃない男とスルのって、、、意外に、いいよ、、、かえって燃えるよ、、、」
「うえっ、、、キモ、、、考えたくも無いんだけど、、、それにダイキだってスゴイし、、、あっ、、、」
余計なこと、、、言っちゃった、、、
「そういうの初めて聞いた、、、ねえねえ、、、教えてよ、、、二人の夫婦生活、、、」
「夫婦生活って、、、バカね、そんなこと、、、」
「いいでしょう、、、だってわたしばかり、いつも話して、コユキずるい、、、お願い、、、少しぐらい知りたいよぉ、、、」
「もう、、、」
「ダイキさんて爽やかだから、、、なんか淡白な気がするけどな、、、」
ダイキを甘く見られるのは、やはり悔しい。
「全然違うよ、、、わたしとスルときはスゴくエッチだし、気持ちいいこといろいろシテくれるんだから、、、」
「なんかコユキが言うと、生々しいんだけど、、、ダイキさん、意外に変態なんだ、、、」
「話を盛らないで、、、ダイキは変態じゃないから、、、」
「ゴメン、ゴメン、、、それでダイキさん、、、前戯、、、どんな感じ?」
「スゴくいっぱいシテくれる、、、優しくて、時々、、、その荒々しくて、、、カラダ中、愛してくれるよ、、、わたしが欲しくなるまで、いっぱいイジメてくれる、、、入れてって言わないとシテやらないって、、、」
話しているうちにカラダが熱くなり、もっとナギコに聞かせたくなってしまう。
「やっぱり、、、変態じゃん、、、それでダイキさんのって、、、大きいの?」
「スゴく大きいよ、、、もう、、、ハズいなぁ、、、」
「でも、、、コユキって、わたしと違って、経験少ないじゃない、、、どうして分かるの?」
「前彼の倍あるし、、、ネットだってあるでしょう?」
「あっ、平均とかでしょう?ねえねえ、、、ダイキさんてどれくらいなの?」
「言いたくありません、、、」
「お願い、、、それだけ、教えて、、、」
「ナギコの方が変態じゃないの?」
「変態でいいから、教えて、、、」
「もう、、、20センチ、、、ぐらいかな、、、」
「ええっ、、、シンジとかわらないじゃん、、、」
つづく
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