翌日、二人は映画館へ向かった。
もう普通に腕を組む。
すごく幸せ、、、
少しエッチな映画だった。
アニメだったけど、幼馴染の恋人がいる女子高生がイケメンの先輩とキスをしてしまって、体をゆるしてしまうシーンがあった。
互いに恋人がいるのに熱く求め合い、激しくセックスに溺れていく二人、、、
繋いでいる手のひらがじっとりと汗ばんでいく。
ダイキがわたしを見つめていた。
ダイキの肩にアタマを預けると、ダイキの手が伸びててきて頬に触れてきた。
指先が唇を撫でてくる。
「あっ、アン、、、」
感じる、、、
わたしは顔を上げ、瞳を閉じる、、、
静かに唇を重ね、舌を絡めていく。
ダイキの大きな手のひらが乳房をまさぐり、わたしは股間に手を伸ばす。
大胆に擦り始める。
ダイキはもう、、、ギンギンだ、、、
こんなになってる、、、
わたしが欲しいんだ、、、
「ダイキ、、、大好き❤」
耳元で囁く、、、
ダイキにまた唇を奪われる、、、
場面が移り変わる。
これ以上は無理だ、、、
互いに自制する。
わたし、、、すごく濡れてる、、、
コユキの手のひらはダイキのオトコから離れることはなかった。
二人は昼食をとった。
前から行ってみたかったパンケーキのカフェ。
混んでいて女の子の客がほとんどだったが、ダイキは気にすることなく、わたしだけを見つめて、微笑んでくれる。
周りの女の子達がダイキに注目しているのが分かる。
男の客が珍しいからではない、、、
ダイキが素敵で目立つからだ。
それでなくても背が高いから余計に目立つ。
誇らしげな気持ちになる。
わたしの彼氏なんだよ、、、
思いきり自慢したい、、、
ダイキが一人で居たら、逆ナンされるかも、、、
嫉妬が込み上げるが、それを表に出すことなく、楽しく会話を交わす。
テーブルの上で指を絡ませ、ダイキの口元についたクリームを指先ですくいとる。
意味ありげにダイキを見ながら、それをコユキが舐め取る。
「美味しいね、、、」
「そう、、だな、、、」
ダイキの顔が赤くなる。
年上なのにすごくカワイイ、、、
外見だけじゃないんだから、、、
ダイキはエッチだって、スゴイんだよ、、、
バカなことを考えながら、カラダが熱くなる、、、
歓びを知ったカラダが疼く、、、
「次はどこ行く?」
見つめられて思わず俯いてしまう。
「ダイキの部屋がいい、、、」
恥ずかしい、、、
「うん、、、俺も、、、」
手を握られる。
わたしの顔、真っ赤だと思う、、、
わたし、、、昨日より、スゴくなる、、、
絶対に、、、
つづく
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