見た目はこれといって目立たないワンルームマンション。
男っぽくサッパリと整頓された広い間取りの部屋。
ヘンに飾り立てられることも無く、温かなぬくもりを感じさせる。
大きめのベッドも清潔感に溢れていた。
「ナルミ、好きな所に座っていいぞ、、、飲み物は冷たいのでいいか?」
「うん、、、でも気を遣わなくていいからね、、、」
「ナルミが来てくれたからには、そうはいかないよ、、、」
いいな、、、やっぱり、ダイキって、、、
コユキはベッドに腰かけた。
「ダイキの部屋、、、すごくいい感じ、、、それにキレイにしてるし、、、」
「そうかな、、、良かったよ、、、でも普段はそうでもないんだ、、、ほら、、、ナルミが来るかも知れないから、、、一応、それなりに掃除はしたつもりだけど、、、」
嬉しい、、、
わたしのこと、部屋に入れてもいいと思ってくれてたんだ、、、
ダイキも、、、期待しているのかな?
ハズいけど、すごく胸がドキドキしちゃう、、、
「ダイキのエッチ、、、」
「えっ、、、ああ、違うって、、、その、、、ナルミに部屋が汚いって嫌われたく無いから、、、」
必死に言い訳するダイキが可愛く思える。
普段のダイキからは想像もつかない、、、
それだけ、わたしのこと、、、
胸が熱くなる、、、
でも、、、他のオンナの人をこの部屋に入れた事があるんだろうか?
そして、、、このベッドの上で、、、
ダイキがキスをして、、、他の女の胸をまさぐって、、、
そんなのイヤだ、、、
コユキはダイキの胸に飛び込んでいった。
「ナルミ、、、どうした?」
驚いたダイキは、それでも優しく受けとめてくれる。
「イヤだ、、、他の女の人、、、イヤだよ、、、」
優しくアタマを撫でられる。
「そんなの、いないよ、、、ナルミだけだよ、、、」
コユキがダイキを見上げ、見つめてくる。
すごくキレイだ、、、
そして、潤んだ瞳に濡れた唇、、、
中2とは思えない色気が迸る。
「本当?」
「ナルミにはウソはつかない、、、絶対に、、、」
「うん、、、分かった、、、」
頭をダイキの胸に預ける。
そして、わざと胸を押し付ける。
ダイキの鼓動が伝わってくる。
ダイキも、、、ドキドキしてる、、、
これから、、、わたし、、、ダイキのオンナになる、、、
「だめだって、、、ナルミ、、、ナルミにそんなことされたら、、俺、ガマン出来ないって、、、」
「いいよ、、、ダイキだったら、、、ガマンして欲しくない、、、」
耳元で囁く、、、
「ナルミ、、、」
初めて見たときからずっと欲しかった唇、、、
優しく重ねて、その感触を確かめる。
「アン、、、ンン、、、」
閉じられた瞳、、、
控え目なメイクが、その素材の素晴らしさを更に引き立てる。
俺を信じ切って全てを委ねようとしてくれるコユキが愛おしくてたまらない、、、
もう他の男には絶対に渡さない、、、
俺のものにする。
舌を潜り込ませてコユキの舌を探り当てる。
オズオズと差し出された舌を我が物顔に絡め取る。
「んっ、、んんっ、、、」
コユキの両腕が首に巻き付いてくる。
気の遠くなるような情熱的な口づけ、、、
もっとダイキが欲しくて激しく舌を絡め返す。
舌をヘビのように絡ませ合いながら、お互いの口を行き来させる。
こんなキス、、、初めて、、、
カラダが溶けちゃう、、、
まるでセックスみたいにエッチなキス、、、
ダイキが欲しいよ、、、
つづく
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