「何か手伝おうか?」
「大丈夫、もうすぐ出来るから座ってて」
爛れた一夜が明けた朝、そう言って彼女はそれまでよりも少し早くフライパンを振った。
それで料理の完成が早まる訳などないだろうが、それでも嬉しそうな声に何も言えなくなる。
彼女といる時間が心地よく、全てが満たされると言うと、さすがに妻に悪いだろうか。
そんな倫理観の欠如した疑問を、妻の母親の暮らす家に泊まるたびに考えてしまう。
が、事実、こんなにも満たされる幸福な朝食が他にあるだろうか。
彼女は俺の喉が渇く前に飲み物を用意し、トイレの中までついてきて小便の補助までする。
ただの思いつきなのに、俺が求めやすいように朝飯を作っている最中である今も身につけてるのはエプロンだけで、全裸のままでいてくれる。
それどころか俺が求めないと、襲わないと、欲しがらないと機嫌が悪くなる。
既婚の男としてこんなにも自分勝手に、こんなにも我儘に、こんなにも自由に欲望を垂れ流せる時間など、本来ならあるのだろうか?
こんなにも丁寧に、持ちえる全てを捧げられて気分が悪くなるはずがない。
彼女の体は俺との関係が始まってからフィットネスに通い詰めているおかげか年齢とかけ離れるくらい若々しく、腰や尻は引き締まっている。
すっかり垂れてしまって恥ずかしいと本人が言うGカップを超えるサイズの胸も、水風船より柔らかくてオナホのシリコンより気持ちがいい。
こんなに美しい、そして便利な体を嫌いになれるはずがない。
「さ、どうぞ」
目の前にトーストと目玉焼き、ソーセージとサラダの乗ったプレートが置かれた。
体を屈め、俺が大好きだと言った胸を強調しながらテーブルを整えていく。
「美味しそうだ」
そう言うと彼女は満面の笑みを浮かべ、返事の代わりに軽いキスをしてテーブルの下に潜り込んでいく。
俺はフォークとナイフに手を伸ばしながら、妻の母親の指が太ももを撫でチンポを扱くのを感じていた。
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