第二章- 撮影の探索
その後、圭介はスタジオを訪れ、優奈と対面で打ち合わせを行った。スタジオの明るい照明と心地よい音楽が流れる中、圭介は優奈に詳細な計画を相談した。
優奈は微笑みながら提案した。
「せっかくならば大勢の人に美咲さんの裸を見てもらい、願望を思い切り叶えてあげたいですよね。普段ロケーション撮影を行っていますが、その中でヌード撮影を組み込むのはどうでしょうか?」
圭介は大胆な提案に一瞬戸惑ったが、美咲の願望を叶えるためならと決心した。
「具体的にはどんな場所が考えられますか?」
と尋ねた。
優奈は笑顔でいくつかの場所を提案し始めた。
「まず、人気の少ないビーチはいかがでしょうか?夕方の時間帯なら、ロマンチックな雰囲気で撮影できます。」
「それから、郊外の森の中も素敵だと思います。自然の中でリラックスしながら撮影できますし、プライバシーも確保しやすいです。」
「さらに、市内の美術館やギャラリーの一部を貸し切って、アートな雰囲気で撮影することもできます。独特の空間で、洗練された写真が撮れると思いますよ。」
「最後に、おすすめの一つとして、夜の街中での撮影もあります。ネオンや街灯の光が幻想的な雰囲気を作り出します。」
圭介はそれぞれの提案に耳を傾け、美咲のためにどれが最適かを考え始めた。
「どれも素晴らしい場所ですね。」
優奈は微笑んで続けた。
「それに、晴陽駅の駅前アーケードも普段撮影してますよ。人が多くて注目を浴びる場所です。思い切って、そこにしてみるのも面白いかもしれません。」
圭介は少し驚いたが、その案に興味を持った。
「駅前のアーケードですか…確かに大胆だし、美咲の願望を思い切り叶えられるかもしれない。」
優奈は頷いた。
「ただ、駅前のアーケードで撮影するためには許可が必要です。でも、晴陽駅の駅前アーケードならば、責任者が知り合いなので交渉できると思います。」
圭介はその提案を受け入れることに決めた。
「じゃあ、駅前のアーケードで撮影しましょう。でも、美咲には内緒にしておいて、当日驚かせたいと思います。」
優奈は微笑んで了承した。
「もちろんです。素晴らしいサプライズになると思います。」
その晩、圭介は心の中で彼女の驚く顔を想像しながら、撮影の許可が取れる連絡を楽しみに待った。
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