禁断の味覚
美咲はいつもおしゃれに気を配り、シンプルで可愛らしく、清楚なワンピースを好んで着ていた。休日にはお菓子作りを楽しみ、その優しさと細やかな気配りで愛される存在だ。お淑やかで恥ずかしがり屋な性格が、さらに彼女の魅力を引き立てている。学生時代のコーヒーショップでのアルバイト中も、優しい笑顔と可愛らしさで多くのファンを魅了していた。
そんな普段の美咲を知る人もアーケードを全裸で歩く彼女の姿を目撃し、そのギャップに驚きと戸惑いを隠せなかった。
美咲は自分の置かれた状況を確認するために周囲を見渡した。アーケード広場から駐車場までの距離の半分、残り約120メートルの位置にいた。人々は彼女に注目し、驚きと興奮の入り混じった視線を投げかけていた。
周囲には家族連れや友人同士、カップルなど様々な人々が行き交っていた。彼らの会話が断片的に美咲の耳に届く。
「信じられない、あの人全裸で歩いてる…」
「おっぱいがめちゃくちゃ美味しそうだよな…」
「うわあ、何か垂れてるよ…」
美咲は全裸の自分が多くの人々の前でさらされていることを改めて実感し、心臓が激しく鼓動し始めた。全身が緊張で震え、汗がにじむのを感じた。
(どうして私はこんなことをしているの?)
美咲は心の中で自問したが、すぐに答えが浮かんだ。
(これは私の願望を叶えるため…もっと自分を解放したい…)
今朝は特別な日のためにおしゃれをして家を出た。それが今では、全裸で人々の視線に晒されている。その違いがあまりにも大きくて、現実感が薄れていく。
(今朝の私がこんな状況になるなんて想像もできなかった。でも、今の私は…)
美咲は内心で自分の変化を感じながら、自分の感情と向き合った。
過去の記憶がフラッシュバックする。大学時代、友人たちと海に行った時、初めてビキニを着た時の恥ずかしさと興奮。あの時も、周囲の視線が自分に集中する感覚に、内心のどこかで興奮を感じていた。
だが、今はそのビキニさえも身に着けておらず、完全な全裸であるという事実が、美咲をさらに羞恥と興奮の渦に巻き込んでいた。
美咲は、自らの意思でここに立ち、ビキニを着ていれば隠れているはずの乳首や、陰部まで自ら披露しているという事実を改めて感じた。全てが露わになっていることが、彼女にとっては背徳感と共に、何とも言えない興奮をもたらしていた。
美咲は自分の陰部から溢れ出る愛液を感じ、さらに強い恥ずかしさと興奮が襲ってきた。
(でも、こんなにも多くの人に見られるなんて…)
と心の中で続けた。羞恥と興奮が交錯し、全身が熱くなるのを感じた。
(私は変態なのかもしれない…でも、この感じがたまらなく気持ちいい…)
美咲は内心の声に耳を傾け、自分の感情に向き合った。彼女の体は、汗ばんだ肌に風が当たることでさらに敏感になり、全身がゾクゾクとした快感に包まれた。
視線の集まる中で、自分が完全に曝け出されているという背徳感。それが彼女をさらに興奮させ、もっと辱められたい、軽蔑されたいという欲望が湧き上がった。
(このまま永遠にこの時間が過ぎればいいのに…もっと私をめちゃくちゃにして欲しい…)
美咲は心の底からそう願い、圭介に対する感謝の気持ちが込み上げてきた。
(圭介…あなたが私をここまで導いてくれた…私はあなたが大好き…)
心の中でそう呟きながら、美咲は一歩一歩を踏みしめて進んだ。
(もっと見て欲しい…隅々まで見ていいよ…)
美咲は心の中で自らの欲望を認めた。
(女性の裸を見たくて仕方ない男の子たちに、私を見ていいのよと伝えたい…)
「頭おかしいんじゃない?」
「乳首がビンビンで、陰毛も丸見えだ…すごいね…」
周囲の人々の会話が彼女に向けられた言葉責めのように響いた。
(もっと…もっと私を辱めて…)
心の中でそう願いながら、美咲は自分の欲望に素直に従って進み続けた。
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