欲望の観察者
駐車場の少し離れた場所で、圭介と優奈が双眼鏡を使って美咲の様子を見つめていた。
圭介は美咲の行動を見守りながら、美咲との出会いの記憶に包まれていった。
大学時代、美咲はミスコンで優勝するほど際立った美しさで、圭介にとっては手の届かない存在だった。しかし、彼女が圭介のバイト先のコーヒーショップに新しく入ってきたことで、二人の関係は急速に近づいた。美咲が困っているとき、圭介はいつも手を差し伸べた。力仕事やお客に絡まれる美咲を助けるうちに、彼女は次第に心を開き、二人の距離は一気に縮まった。
そして、二人はお互いの気持ちを確かめ合って付き合い始めた。
あの時の喜びは、今でも鮮明に覚えているし、今でも美咲が愛おしくてたまらない。
そして、美咲を喜ばせたいという思いが、圭介の心に深く根付いている。
圭介はふと現実に戻り、人混みの中を全裸で歩く美咲を見ながら優奈に言った。
「ここまでは全て順調に進んでいますね」
優奈も頷きながら、美咲の様子を見ていた。
「ええ、本当に。美咲さんがここまで自分の願望を叶える姿を見るとは思っていませんでした。」
圭介は優奈に感謝の気持ちを込めて続けた。
「優奈さんのおかげです。あなたのサポートがなければ、ここまで美咲の願望を叶えてあげることはできなかったでしょう」
優奈は微笑んで答えた。
「そんなことないですよ。美咲さんがこれほどまでに自分を解放する姿を見ることができて、私も嬉しいです。それにしても、圭介さんの美咲さんへの愛情は本当に深いですね。」
「ええ、彼女のためなら何でもしてあげたいと思っています」
と圭介は優奈に答えた。
圭介は双眼鏡を通して、美咲が見ず知らずの男性に体を触られている様子を見ていた。彼の心の中で複雑な感情が交錯していた。愛する美咲がおもちゃのように扱われている様子に、彼は嫉妬となんとも言えない興奮で葛藤していた。彼の股間は硬くなり、その感覚に自分でも驚いている。圭介の視線は美咲から離れず、呼吸が荒くなるのを感じながらも、目を逸らすことができなかった。
圭介は続けた
「優奈さん、彼女が他の男性に弄ばれる姿を見ると、嫉妬と興奮が同時に湧き上がってくるんです。自分でもこんな感情になるなんて驚いています。」
優奈は一瞬驚いた表情を見せたが、すぐに理解するように頷いた。
「それは自然な感情ですよ、圭介さん。私も、美咲さんが自分の欲望に素直に従っている姿を見ると、自分自身の願望を投影してしまいます。」
圭介は深く息を吸い込んで続けた。
「嫉妬と興奮が混じり合って、ますます彼女をもっと過激な状況に追い込みたくなるんです。」
優奈は微笑みながら、圭介の手を軽く叩いた。
「その気持ちを利用して、美咲さんにさらに素晴らしい経験をプレゼントしましょう。彼女もきっとそれを望んでいるはずです。」
優奈自身も美咲を見て、自分のことのように感じていた。彼女もまた、ずっと露出願望を抱えていたためだ。美咲の姿を見ていると、自分も同じ経験をしたいという欲望が胸の奥底から湧き上がってきた。しかし、その勇気がない。美咲を通じてその願望を満たしている。美咲にさらに大胆なことをさせることで、自分の欲望を叶えたいと強く感じていた。
彼女の手が無意識に自身の太ももを撫でているのに気づき、少し驚いた。
二人はしばらく無言で美咲の様子を見守り続けた。彼女が男性に陰部を広げられ、写真を撮られる姿を目の当たりにして、二人の表情には興味と興奮が交錯していた。
美咲の身体があらわにされ、周囲の視線を集めるその瞬間に、圭介と優奈は自分たちの欲望が美咲の行動に投影されていることを感じた。
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