やっぱり、今までとは違いどこかぎこちない空気の食事、会話も殆ど無く、俺は気まずさを感じながら早めに食事を済ませ、帰ろうと思っていた。
啓介さんは、殆ど食べていない。
食事が終え帰ろうとしたが、コーヒーを出され、帰りそびれた。
食器を片付け、詩織さんも向かいに座る啓介さんの隣に座る。
「今日は約束の土曜日だ、詩織をよろしく」
どこか思い詰めたような固い表情で、啓介さんが言った。
「えっ?でも、一度だけじゃなかったんですか?やっぱり、こんなの変ですよ。それに詩織さんだって嫌じゃないですか」
もう一度、詩織さんとセックスしたいとは思っていたが、先週の夫婦喧嘩を見てしまったら、そんな事は考えられなかった。
「週に一度と、頼んだはずだ!」
イラついたように、啓介さんが言い放った。
詩織さんは、黙って俯いていた。
「でも、、、、、」
詩織さんが立ち上がり、俺の手を掴み、寝室へ連れて行かれた。
暗い寝室、ベッドの横で服を脱ぎ始める彼女。
「遼君も早く脱いで」
全裸になった彼女が、俺に背を向け、ベッドの脇に立ったまま言う。
俺も服を脱いで全裸になり、立ち尽くす彼女を背中から抱きしめた。
「いいの、本当に?」
黙って小さく頷く彼女。
俺は、彼女を抱きしめる腕に力を込め、首筋にキスをする。
「あぁ、、あぁ、、硬いのが腰に当たってる」
俺のフル勃起したチンポが、彼女の腰に押し当てられていた。
振り向いた彼女が、俺の首に両腕を回し、唇を重ねてくる。
互いに、貪る様に唇を重ね、舌を絡め吸い、本気のキスをした。
「約束、いいの?」
唇を離した俺の唇に、彼女が人差し指を当て首を横に振る。
再び唇を重ね、そのままベッドに押し倒した。
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