「ちょっと、何してるの」
「あ、や、でも・・・」
「早くしなさい、一緒に入らないの?」
「でも、いきなり一緒に風呂ってのは・・・さすがに・・・」
「何言ってんの、こんなの一人で入る方が恥ずかしいわよ、ほら」
私が視線をやると、その方向を見た吉田君はクスッと笑った。
昭和の時代を感じさせる悪趣味な古いラブホテルの一室。
寝室と浴室の間の壁は全面がガラス張りになっており中が丸見えだ。
まったく、これを考えたのはどんな趣味の男なのだろう。
こんなの、動物園を連想してしまって興奮とは真逆だと思うのだが。
「私は見世物じゃないのよ・・・ほら、恥ずかしいのは一緒なんだから 早く準備して」
そうゆうと、ようやく吉田君は準備を始める。
慌てて服を脱ぐ姿は滑稽で、その仕草に愛しさを感じた。
ガチガチに固まって立ち尽くす吉田君の体を洗っていく。
私よりも緊張しているのが伝わってくるから 逆に余裕が生まれてくる。
吉田君との関係は、3年前と同じく私主導で進んでいった。
タオルは使わず泡立てたソープを手で塗り付けていくと、若々しい筋肉がより伝わってきた。
少し骨ばった筋肉質な体、力強さを感じさせる二の腕と胸筋、引き締まったお尻、逞しい太もも・・・
私は吉田君の若くて逞し体を撫でながら、天井に向かって反り返っている肉棒を見つめていた。
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