次の日から給食時間が待ち遠しくてたまらなくなった。
足を踏む強さや回数にも変化を与えた。
どうやら、吉富登志子は強く足を踏まれるとうつむいて、何かを我慢しているようだった。
だが、新学期が始まると席替えで足の踏み合いプレイはできなくなった。
そんなある日、学校の帰り道、吉富登志子が再び声をかけてきた。
『吉本くん、一緒に…』
『あっ、吉富さん、どうしたの?一緒に…?』
『うん、私と一緒に帰らない?』
吉富登志子の家は知っていた。
『えっ!?うん、いいよ』
一瞬、周りを見渡したが誰もいなくてホッとした。
『ねぇ、吉本くん…今ね、私の家…誰もいないから、ちょっと寄ってかない?』
『えっ!?ほんと!?いいの?』
『うん、いいよ。吉本くんに見せたいものと…見たいものが…あるの』
吉富登志子は顔を紅潮させながらそう言うと足を早めた。
歩きながら吉富登志子の手の甲が触れ合うたびに下半身が反応してきた。
それにしても、見せたいものと…見たいもの…って一体なんだろう。
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