3,真理絵の回想
「校長先生、お先に失礼します。」
週末の金曜日の夕方、真理絵は校長室にいる白岡に軽く会釈をした。
「里中先生、お疲れ様です。帰り際で悪いが、もし可能ならば
10分程度でよいので話をしませんか。」
「は、はい、わかりました。」
真理絵は校長室のソファーに腰を下ろした。
「里中先生、こんなことを聞いて変に思わんでほしいのだが、先生は現在・・・・」
白岡が言葉を詰まらせた。
「そのことですか。確かに結婚したのですが数年前に離婚しました。子供も
いなかったので・・・それが何か・・・?」
「いや、特に理由はないんだが・・・」
「ところで白岡校長は現在、ご家庭をお持ちなんでしょう・・」
今度は真理絵が質問した。
「いや~それがね。昔好きだった人が忘れられず、いまだに独身ですよ。もう結婚できませんね」
「えっ、ずっとお一人だったのですか・・・・」
驚いた表情で真理絵が聞き返す。
「まあ、昔のことを引きづる男はダメですね。この話はここまでにしましょう。気にしないでくださいね」
白岡は微笑むと帰り支度を始めた。真理絵もその場を後にした。
「あっ、そうだ、里中先生は明日はお休みですね」
「いいえ、教育委員会へ提出する書類があるので朝から来ようと思います。」
「そうですか、それなら私も手伝いに来ますよ。教育委員会関連の仕事ならお役に立てると思いますので。」
「それはありがたいです。では、失礼いたします。」
家に戻ってからも白岡の言葉がずっと頭に残っていた。彼が独身を通してきたのは自分のせいだと思えたからだ。
ベッドに入ってからも真理絵の頭から白岡のことが消えずにいた。そして真理絵の脳裏にもかつて圭三と過ごした
日々の思い出がよみがえってきたのだ。目を閉じると、圭三と体を絡めて愛し合った感覚までよみがえる気がした。
いつしか、真理絵の砂漠化していた谷間はジンジンと熱くなり、湧き出した愛液によりしっとりと湿り始めていた。
火照った体を鎮めるために、真理絵は何年かぶりに自我に耽った。
3、告白
翌朝、真理絵が学校に行くとすでに校長室のブラインドが開いていた。
職員室に入ると圭三が笑顔で待っていた。
「おはようございます。里中先生」
「遅くなり、失礼しました・・申し訳ありません」
「謝ることなんてないですよ。さあ、さっそく始めましょうか」
自分の横に座り、次々と書類を片付けていく圭三を見て真理絵は若き日の自分たちと重ね合わせていた。
そしてそれ以来、毎週のように休日に出勤して真理絵の仕事を支援してくれる圭三と二人でいる時間に幸せを
感じるようになっていた。
そんな日々が続いた5月の連休前の土曜日、いつものように圭三と真理絵は二人で書類の確認と作成を
行っていた。それは昼ご飯を食べているときだった
「里中先生、・・・」
「どうしました、校長先生」
真理絵が圭三の顔を見ると何か言いたいが言えないような雰囲気を感じる。
「いや・・・もし、もし、里中先生が・・いや、何でもないです」
その瞬間、真理絵は直感的に感じ取った。圭三の自分にまた付き合ってほしいと言う気持ちを・・
でも、圭三との結婚を破談に追い込んだ自分からも付き合ってほしいとは言えなかった。
少し考えた真理恵は圭三を食事に誘った。
「校長先生、今晩お時間ありますか?よかったらお食事に行きませんか」
「それは嬉しいです。里中先生と食事できるならぜひ・・」
圭三は嬉しそうに微笑んでいた。
その晩二人は学校から電車で1時間ほどの真理絵の住むマンションの近くの居酒屋で酒を飲みながら
楽しい時間を過ごしていた。ただし、昔の事には一切触れることはなかった。
1件目の店から2件目にはしごし、さらに3件目を出るころには真理絵はかなり酔っていた。
「里中先生がこんなに飲むなんて・・意外でした」
「なんだか、飲みすぎましたわ・・・」
圭三はふらつく真理絵の腕を支える。
すると、真理絵が圭三にからだを預けるように寄り掛かり圭三の腕を抱きかかえるように掴んだ。
「ちょっと、里中先生…だいじょうぶですか・・・・」
人目を気にする圭三に真理絵は
「先生…少しだけ・・・このまま歩かせてください・・」
「えっ・・・・・わかりましたよ。家まで送りましょう」
圭三は真理絵のマンションに向かって歩き始めた。その姿は寄り添う恋人そのものだった。
真理絵のマンションに着き、部屋に入る頃には真理絵の酔いは益々回り、一人で立っていられない
状態になっていた。圭三は、真理絵の紺のジャケットを脱がすとソファーに彼女を座らせた。
白いブラウスに膝上丈の紺のスカート姿の真理絵にしばらく見とれてしまう圭三。
「ハアハア・・先生・・お水・・お水ください」
圭三は真理絵の声にハッとして近くのコップに水を入れて差し出した。
「ハア、ハア、なんだか熱いわ・・」
酔った真理絵はブラウスのボタンを胸の中央付近まで外すと再びソファーに倒れ込んだ。
スカートの裾が白いパンティーがちらちら見えた。
圭三は自制心を抑えながら真理絵に近づき
「里中先生、そろそろ私、帰りますね。今日はありがとうございました」
そう言って立ち去ろうとした時、真理絵が圭三の手を握った。
「先生・・・いや圭三さん…帰らないでください・・・・」
「えっつ、」
「今晩、一緒にいてほしいの・・・もう私の事、お嫌いになったの?」
「そ、そんなことないですよ。ま、真理絵の事、私は居間でも愛しているよ」
すると真理絵はふらつきながら起き上がり、ブラウスとスカートを脱いだ。
圭三の前には白いブラスリップ姿の真理絵が立っていた。
「圭三さん・・・来て・・・」
「真理絵・・・」
圭三は真理絵に近づき彼女を両手で抱きしめた。
「ま、真理絵・・・・別れてからもずっと愛していたよ・・」
「圭三さん・・・ごめんなさいね私のせいで‥本当に・・」
そして、26年の時を経て二人の唇が重なり合う。
「うぐあぐう~うん・・ハアハア・・」
圭三は真理絵をソファーに寝かせると真理絵のうなじを愛撫した
「ハア、ハア・・・うう~ん、あっ、あっ・・・」
真理絵がか細い声で喘ぎだす。
圭三はそのまま真理絵のブラスリップをまくり上げると白いふくよかな
胸が現れた。52歳の真理絵の白い肌は今でも美しかった。
そしてその中央部にある干しブドウのような黒い乳首に何度か
キスをした後乳房を口に含んだ。
「はっあぁぁぁ~うぅぅ・・あっぁ・・・」
そして圭三は真理絵の白いパンティーに手をかけると言った
「本当にいいんだね…真理絵・・・・・」
「はい、私の体は圭三さんのものよ・・愛してる・・・」
圭三はゆっくりと真理絵のパンティーを脱がすとそれを丁寧に畳んで置いた。
そして真理絵の両足を広げた。
「真理絵・・・きれいだよ」
「いや~ん・・・圭三さん・・・恥ずかしいわ・・」
真理絵の陰毛の草原はすでに愛液で湿っていた。圭三はそこに顔を近づけると
中央の谷間に沿って舌を走らせた。
「あっ、あぁぁぁぁ・・・」
その瞬間、体に激しい刺激が走り真理絵は声を上げた。
圭三はその部分を何度も繰り返して舐め上げた。
「ひっ、ひぃぃぃ・・・だめ、圭三さん、もうダメ・・逝きそう・・お願い来て・・」
圭三は顔を上げると、真理絵の声に うん とうなずきズボンを脱いだ。
するとそこには56歳の男のものとは思えぬほど立派になったペニスが勃起していた。
「ま、真理絵・・・入れるよ」
「は、はい‥‥来て・・・」
26年ぶりに真理絵の体内に圭三のペニスが追い込まれていった。
「うううぅぅう~ん、ハア・・・あっぁぁ・・いい・・」
思わず真理絵が声を上げる。そして圭三か腰を動かすと亀頭の傘とおマンコ内のヒダがこすれ合い
最高の刺激が真理絵を包んでいった。
「あっ、あっ、・・あぁ~ん・・あぅぅ‥ん、いい、いい・・・逝っちゃう逝っちゃう・・」
「私もだ‥真理絵・・・真理恵・・」
「圭三さん・・・圭三さんと毎日シタイ・・・幸せよ‥愛してる・・ああ、イクイク・・・ひいいい~」
真理絵が逝った瞬間、圭三もペニスを抜いた。
どびひゅう~どくどく・・・圭三の精液が真理絵の体に放出され、そのまま圭三は真理絵の上に
覆いかぶさり、彼女の頬にキスをした。
「真理絵・・・こんなことになった本当に良かったのかい」
「うん、私、圭三さんとまた一緒になりたい」
「真理絵・・・・・」
「圭三さん・・・・」
その後二人は再び熱いキスを交わしながら交わり、長い夜が明けていった。
「そろそろ、始発電車が出るころだから帰るよ。一人暮らしの君の部屋に私がいるのは不自然
だ。誰かに見られたらまずいしね」
圭三は帰る支度を始めていた。
「圭三さん・・・私たちの、今度は一緒になれますね」
「ああ、ただ二人の立場を考えて慎重に行動しないといけないね」
玄関に向かう圭三に真理絵が声をかける。
「圭三さん・・」
「なんだい・・・」
「もう一度キスして・・」
圭三は真理絵の唇に軽くキスをするとその場を去った。
つづく
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