まったく厄介な男に捕まったものだと、明日香にはつくづく同情する。
独占欲と支配欲の強い変態で、自分の欲を満たすためなら何でもする。
それが万人が忌み嫌い、女なら誰でも嫌悪感を抱くような性格の破綻した醜いデブなのだから目も当てられない。
心が離れていない事を確認する為だけにあらゆる変態行為を強要し浮浪者のチンポまで舐めさせるくせに、ミスともとれないような些細な食い違いで烈火の如く怒り狂う。
愛する男に応えただけで、それと同じ数の男に抱かれるまで会ってもくれない。
捨てればいいと誰もが言うだろう。
携帯を捨てるだけで簡単に離れられる・・・物理的にはそんな希薄な関係だ。
だが、残念な事に明日香にはそれができない。
だから全てに応え続ける。
醜い中年男に抱かれる為に友人の誘いを断り彼氏とのデートをキャンセルする。
彼氏に求められるたびに俺を思い出し、もしこのまま抱かれたら どんな男とホテルに行かなければならなくなるだろうと怖くなって求めを断る。
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