「ああっ、タカヤ、来てぇ!」
カラダを仰け反らせ、異物を体内に受け入れる。
「スゴイ、、、やっぱり、これスゴイ!」
シリをくねらせ、ワザと手荒に出し入れを繰り返す。
突き抜けるような快感が続けざまにカラダを襲う。
目の前がまっ白になり快楽の波にさらわれていく。
いつの間にかタカヤのことが頭の中から消し
飛んでいた。
「おっきい!デカイ、チ○ポ、欲しい!」
もう誰でもいい!わたしをイカせて!
そう思った瞬間、詩織は激しく達していた。
「イッくぅ!オマ○コ、イッグウぅ!」
腰を突き上げたまま絶頂する。
尖りきった乳首をひねり、転がしながらその余韻を味わう。
カラダをヒクつかせながら、バイブを男に見立て、フェラチオを施した。
こんなのが欲しい、、、
ホンモノのチ○ポが欲しい、、、
そんなことを思っている自分に愕然とする。
わたし、、、今、、、なんてことを考えていたの?
怖くなってバイブをほうりだす。
こんなこと、絶対にダメ、、、」
こんなモノ、早く捨てなければ、、、
それなのにカラダの奥に疼きを感じてしまう。
ダメよ、、、もうシタらだめ、、、
詩織は悶々とした一夜を過ごした。
翌日、娘を学校に送り、パートへと向かう。
コンビニに着くと店長が声をかけてきた。
「あれ、、、どうしたの、朝倉さん?」
「えっ、、、これからシフト、、、あっ!」
うっかりしてた、、、
今日は仕事ではなかった。
勘違いをしていたと告げ、みんなと会話を交わして店を出た。
ああ、恥ずかしい、、、
このところ空回りばかりしている。
もっと、しっかりしなくちゃいけないのに、、、それなのに、昨夜、夫に拒まれたカラダの疼きがまだ残っている。
あんなオナニーじゃあ、わたしはまだ物足りない、、、
でも、タカヤが求めてくれるまで、ガマンしなければ、、、
そんなとき、後ろから声をかけられた。
「朝倉さーん、待って下さい、、、」
振り返るとバイト学生の寺尾シュウジが駆けてきた。
そこまで一緒に帰りましょうと誘われ、並んで歩き始める。
シュウジは泊まり番で、今帰るところだと言ってきた。
シュウジは大学三年生だが、小柄で可愛らしい、美少年と言ってもいい顔立ちをしている。
身長は詩織より少し高いぐらいで、まるで高校生にしか見えない。
明るく親しみやすい性格で、詩織も勤め始めの頃は何でも優しく教わっていたものだ。
真面目な学生で、勉学にも勤しんでいて成績もかなり優秀だと聞いている。
髪も染めたりせずに争いごとを嫌い、いやらしい男の雰囲気は微塵も無い。
そんなシュウジに詩織は心を許し、まるで弟のように接していた。
何気ない会話を交わしていると、突然、稲光がして、雷がなった。
詩織は思わず声をあげ、シュウジの腕にしがみついていた。
ごめんなさいと慌てて離れると、今度はスコールのような激しい雨が降り出した。
あっという間にビショ濡れになった二人は、近くの民家の軒下に避難した。
「こんなのあり?」
「本当に凄い雨だね、、、」
激しい通り雨だった。
小降りになるのを待って、二人は軒下をあとにした。
「朝倉さん、、、服が、、、」
詩織を見たシュウジが口ごもりながら言った。
水が滴るほどビショ濡れになった白のブラウスにピンクのブラが透けて見えていた。
いや、透けるどころか、ピッタリと張り付いたブラウスがはっきりとブラジャーを浮き立たせていた。
細身なだけに、その豊満な量感とカタチの良さがモロわかりの状態だった。
「あっ、イヤだ、、、もう、、、」
思わず両腕で抱えるようにして、シュウジの視線を遮ろうとする。
「あっ、ごめんなさい、、、」
慌ててシュウジが顔を背ける。
イヤな気分にはならなかった。
顔をまっ赤にしているシュウジを可愛いと思った。
こんなに年上のオバサンなのに、、、
年は10才も違う。
「どうしよう、、、こんなじゃ恥ずかしい、、、白のブラウスなんか着なければ良かったわ、、、」あいにく二人とも上着は持っていなかった。
「あの、、、俺のアパート、すぐそばなんで、、、
少し乾かして行きませんか?」
「でも、、、そんなの、、、悪いわ、、、」
「そんなの気にしないで下さい、、、それにすぐ乾くと思うし、、、」
確かにこの状態で地下鉄に乗るのは辛い。
タクシーに乗るにしても、ヘンな運転手にバックミラーでジロジロ見られるのも気味が悪い。
独り暮らしの男性の部屋だということに少し躊躇を感じるが、せっかく気を遣ってくれているのに、むげに断ることは、いかにも信用していないように受け取られそうで気がひけた。
それに相手はまだ幼さを残したシュウジだ。
間違えても、わたしみたいなオバサンにヘンな気を起こしたりするはずが無い。
服だって少し乾けば問題無い。
すぐに帰ればいいことだ。
それにシュウジがどんな部屋で独り暮らしをしているのか、少しだけ興味がある。
詩織はシュウジの提案を受け入れ、二人はシュウジのアパートへと向かった。
本当に三分ほどで着くほどの距離だった。
つづく
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