目を覚ますと布団の中にタカヤはいなかった。
慌てて起きるとタカヤがキッチンで朝食の準備をしていた。
「おはよ、、、」
昨夜のことを思い出し顔が赤くなる。
すごいセックスだった、、、本当に、、、
「うん、、、」
「寝坊してごめんなさい、、、」
「ああ、、、いいんだ、、、俺も色々と覚えていかないとな、、、」
別れた後のことを考えた言葉とすぐに気づき気持ちが萎む。
でも昨日までよりは前進した気がする。
焦ってはいけないと考え直して娘を起こしにいった。
その日の夜。
夕食を済ませ、タカヤと一緒にお風呂に入ったシズカを寝かしつけた詩織は、シャワーを浴びようと脱衣所で服を脱ぎ下着姿になっていた。
黒の総レースの上下お揃いの下着。
昨夜の録画に映っていたものだ。
鏡に映った姿を見る。
こうして見ると、すごくエッチな下着だわ、、、
なにか、わたしのカラダ、、、すごくいやらしく見える、、、
乳首が薄らと透けていて、細いカラダに不釣り合いに突き出した豊満な乳房を、より扇情的に見せつける色とデザインだ。
あのときは彼に歓んで欲しくて買い揃えたものだったが、もうタカヤはそれに気づいているはずだ。
捨ててしまおう、そう決めたとき、ドアが開いた。
「お前、やっぱり、、、その下着、、、」
「イヤッ、見ないで、、、」
両腕で思わずカラダを隠す。
「そんなにアイツが忘れられないのか?」
「違います、、、」
「ヤツのために買った下着だろう?俺は見たことがなかったぞ、、、」
「そうです、、、だから捨てようてとおもって、、」
タカヤの瞳に嫉妬の炎が揺らいでいた。
「それで、名残を惜しんで一日中着けていたわけか?」
「たまたまだったの、、、そんなつもりはありません、、、でもゴメンなさい、、、無神経でした、、、」
タカヤにすまなかったと思いながら、まだ自分のことで嫉妬してくれて嬉しさを感じていた。
無関心でいられるより、ずっといい、、、
不意に唇を奪われた。
ブラを外され、下も脱がされる。
乳房をまさぐられ乳首を吸われた。
「ああっ、アナタ、、、感じちゃう、、、」
タカヤの頭をかき抱く。
「ああん、、、ここじゃダメ、、、一緒にお風呂に入ろ、、、ねえお願い、、、いいでしょう?」
タカヤを裸にしていく。
一緒にお風呂に入るなんて、いつ以来だろ
う?
胸がドキドキする、、、
こんな気分も久しぶりだ、、、
浴室に入り、お互いの手のひらで直に洗い合う。
すごく気持ちいいし、興奮する。
「タカヤのスゴイ、、、昨日の夜、あんなにイッパイしたのに、、、こんなにギンギンだよ、、、」
タカヤは激しく勃起していた。
瞳が濡れ、目を離せない。
今夜も抱いてもらえる、、、
詩織のオンナが熱く燃え始める。
「ヤツとも、、、一緒に入ったのか?」
「入ったよ、、、こんなふうに、何度もカラダを洗いあったよ、、、彼、わたしのオッパイが大好きで、ずっと胸ばっかり洗ってたの、、、」
タカヤに嫉妬して欲しくて、口走ってしまう。
体を洗い流し、タカヤの前に跪く。
パンパンに張り詰めた亀頭にキスをする。
ビクンと大きく跳ね上がる。
ああっ、わたしを欲しがっているんだわ、、、
「これもシタよ、、、いっぱいフェラチオしてあげた、、、セックスですごく気持ちよくシテくれるから、、、あの時はあの人のこと、、、好きだったから、、、」
「聞きたくない、、、」
「本当のことを知って欲しいの、、、わたしは間違いを犯していたけど、、、アナタのことはずっと愛していた、、、ウソじゃない、、、それに、あの男はもう嫌い、、、わたし、バカだった、、、あんなヤツ、大嫌い、、、もう顔も見たくない、、、タカヤがわたしのこと、もう愛してくれないのは分かってる、、、ても、わたしはタカヤ以外の人と、二度とセックスはしないと決めたの、、、」
そんなこと信じられない、、、
この女はもう他の男とのセックスを知ってしまった。
夫以上の快楽を知ってしまったのだから、、、
今は反省しているが、ほとぼりが冷めればこの女は、、、
それでもタカヤは詩織は抱きたかった。
男を狂わせ虜にしてしまうカラダ、、、
あの男にたっぷりと仕込まれ満開に開花してしまったカラダ、、、
昨夜、あらためて、それにを痛感した。
タカヤは誘われるまま夫婦の寝室で詩織を抱いた。
つづく
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