河上景子は家に戻って、購入したばかりの真っ赤な首輪を眺めながらため息をついた。
『この首輪で…なにか興奮できるような体験できないかしら…』
そんなことを考えながら紅茶を舐めるように飲んでいると携帯電話が鳴った。
『知らない番号だわ…』
普段なら無視して拒否するはずだが思わず出てしまった。
『はい…』
『おぉ…女だ!』
『いきなり何なんですか!?迷惑電話なら切りますよ!』
『まあまあ、迷惑かどうか…それは奥さん次第ですよ』
『何よ…何訳わかんないこと言ってるのよ!』
『奥さん、危害を加えたりしませんから少しお話しましょうよ、今何してたんですか?』
『答える必要ないわ…』
『奥さん、俺はあんたのイヤラシイ声でチンポがビンビンに勃起しちゃって大変なんっすよぉ』
『知らないわよ、それに私の声がイヤラシイだなんて…失礼にも程があるわ!』
『奥さん、そんなこと言ってもおまんこ濡らしながら電話してるんじゃないの?』
『そんなことないわよ!』
河上景子はキッパリ否定したが明らかに股間を濡らしていた。
『ハハッ、なんか可愛いな、奥さん…あんた変態だろ』
『はぁ!?キモッ!あり得ないわ!ヘンタイ…だなんて』
『こうして俺と会話が成立してる時点で…あんた変態だよ』
『もおーっ!切るわよ!』
『たまんないなぁ』
『はぁぁっ!?何がたまんないのよ?』
『あんたの反応だよ。いい反応だ…素直になりなさい。声だけだから…』
『…』
しばらくの沈黙のあと
『あなたが言うとおり…私…変態よ…』
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