その瞬間を、彼女は今でもハッキリと覚えていると言う。
僕に強く身体を抑えつけられ、挿入されることを覚悟します。
そこで。本当は「入れて…。」と自分の口でお願いをするつもりでした。
しかし、僕の姿を見て、「この子、本当に私を欲しがっている…。」と分かり、あえて何も言わなかったのです。
正常位のまま、奥にまで押し込まれた悦子さんはツラく切ない表情に変わっていました。
「お願い…、まだ動かないで…。」と目を閉じたまま、数年ぶりとなる男性器の感覚を思い出していたのかも知れません。
彼女の目が開くと、「やっと、あなたと一緒になれた…。」と両手を広げて迎え入れてくれます。
彼女に抱かれた僕は、「動いていい?」と聞いてみました。彼女は、「お願い…、気持ちよくさせて…。」と言ってくれました。
僕のチンポが唸りをあげると、彼女の顔と声は変わりました。
「アッッっっ…、アアッっ!ダメ…、アッアッアァアァーー!」と叫び、「私、もうダメだってぇー!」と大きな声で伝えて来ます。
それでも、僕の動きは止まることはありません。
チンポを突きながら、「悦子、愛してる…、愛してるから!」と彼女への愛を伝えます。
彼女も釣られたのか、上擦った声で、「ソウヤー…、ソウヤー…、ソっ、ソウヤくーん!」と名前を呼んで答えてくれるのでした。
愛する彼女に振り続けた腰。奪い続けた唇。そして、愛を育むためにその身体に触れ続けた貴重な時間。
しかし、その大切な時間もそろそろ終わろうとしています。
その間に悦子さんは、「逝くぅー!」「また逝っちゃうよぉー!」「逝ってもいいー?逝くぅー!」と何度叫んだことでしょう。
しかし、もう僕の方が限界です。彼女の体内に放出がしたくて堪りません。その時間になります。
「悦子ー!中に出すよー?」と聞くと、彼女はただ、「出して…。」と言いました。
閉経をしているからと言って、中出しオールオッケーなのは、男のエゴのようにも感じました。
ちゃんと聞いてあげて、当たり前なのです。
僕の腰は最後の頑張りを見せ、そして、「悦子ー…、逝くー!逝くー!」言って、彼女の中へと発射をさせました。
チンポから飛び出した僕の精液、それは何度も何度も彼女の体内へと降り注ぎます。
彼女はその小さな彼女の身体を使って、僕の全てを受けきってくれたのでした。
2人の身体が離れると、一気に脱力感に襲われ、もうしばらくは何もしたくはありません。
悦子さんも同じで、その身体を全く動かそうともしませんでした。
しばらくして、やっと動いたのは彼女の手だけ。布団の上を這って、何かを探しています。
その手が止まりました。やっと探し物を見つけたようです。
彼女の手は、それをしっかりと握り締めます。
彼女が探したもの。それは、僕の手でした。疲れて何も言えなくても、握り合った手が全てを教えてくれます。
「あなたを愛しています。」と…。
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