扉を開けると吉川奈緒美は少し戸惑ったような顔で震えていた。
視線を逸らし、けれど逃げずに立っている。
「・・・あ・・・その・・・」
俺は今すぐにでも押し倒したい感情を抑え、無言で42歳の人妻を家の中に招き入れた。
言葉を交わさず、けれど当然のようにベッドに並んで座る。
見つめ合うだけで、まるで挿入しているような錯覚が襲ってくる。
今から抱くぞ・・・
・・・はい
もう逃がさないからな・・・
・・・うれしい
全部が欲しい
・・・全部、奪ってください
自分がしているくせに、自分でも下品だと思うような唾液を飲み合うようなドロドロとしたキスを交わしながら奈緒美の服を脱がしていった。
下着に手をかけると奈緒美は少し恥ずかしそうな顔で躊躇していたが、熟れた女の肌は吸い付くような感触で指に纏わりついてくる。
俺は全裸になった人妻とキスを交わしながら、シャツのボタンを外されて脱ぎ捨てながら片目で携帯の画面をチェックする。
そしてアプリの機能である『追加』を利用し、新たに現れた項目に『山崎浩二の体液は、全て麻薬と同じ効果になる』と追加した。
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