ようやく その日が来た。
その日、俺は確信していた。
とうとう・・・
やっと・・・
歩く振動と布ずれだけで爆発しそうになりながら交差点を曲がった。
醜い中年男のチンポに狂った人妻が暮らすマンションが見え始める頃、道の先に真新しい制服姿の少女を見た瞬間の興奮はたまらなかった。
「・・・あの」
そう少女は話しかけてきたが、俺は無視して歩き続けた。
そして少女が泣きそうな顔で戸惑いながら、諦めきれずに俺の後をついて歩くのを確認してから、マンションを右手に見ながら公園の中に入っていった。
遊歩道を歩き人工丘を登った。
小さな小屋の丸と三角で表示された「男性用」の方に入っても足音はついてきた。
中に入って、ようやく俺は立ち止まる。
振り返ると少女は顔を伏せた。
どうしよう・・・
恥ずかしい・・・
どうしてこんな事・・・
少女の感情が伝わってきた。
困惑している。
戸惑っている。
でも逃げない。
だから、俺は少女に、少女の母親に言うのと同じ言葉を投げた。
どうした?
ほら
早くしろ・・・
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