プライドの塊のような女の中身を弄るのは楽しくて仕方がなかった。
寝ても覚めても小池栄子の事を考えていた。
あのヒステリックな女に、次はどんな悪戯をしてやろうか・・・
大きくて切れ長の、睨んでいるような大きな瞳の澄ました顔が快楽と欲望にドロドロになる光景を想像しながら最低と最悪を与えるために頑張った。
とはいえ、やった事といえばシンプルなものだった。
奈緒美のような真面目な主婦とは違い、元から願望に羞恥露出が表示されてる変態度数が90近いような女だ。
欲求不満がカンストしてるのもあり、ネタは小池栄子自身が勝手に提供してくれる。
俺は『願望』の欄にある言葉を少し弄るだけでよかった。
『誰かに見られるかもしれない場所でオナニーしたい』
『誰かに見られながらオナニーしたい』
それだけで、欲求不満の数値が限界を超えるのだ。
まぁ根っからの変態だからか書き換えても数日で元に戻ってはしまうのだが、俺は業務中に明らかにイライラしている小池栄子『部長』の姿を見るだけで笑いをこらえるのに苦労する日々をおくっていた。
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