リリナは密会を繰り返していた。
カイトは相手の男に見覚えがあった。
高校三年のとき、リリナに自分という恋人が居るにもかかわらず、しつこく言い寄ってきた同級生だった。
伏田ユウトという男だ。
ずんぐりムックリの体型で冴えない陰気な男だったはずだ。
どうしてこんな男とと、思う気持ちが強い。
隠し撮りされた写真には、妻が甘えるように男と腕を組み、肩にアタマを預ける様子が写し出されていた。
仲良さげに手をつなぎラブホテルに入っていく写真もあった。
間違いなく二人はデキている。
もっとハッキリとした証拠が欲しいと思った。
そう調査員に告げると、自宅に監視カメラの設置を勧められた。
妻が留守にしているときを狙って、それは実行された。
妻がまさか自宅にまで間男を連れ込んで、行為に及ぶことなど半信半疑の気持ちだったが、カイトは出張先へと旅立って行った。
妻が眠りに落ちたあと、寝室を後にした。
自室で深呼吸をしてパソコンを立ち上げる。
震えてしまう指で録画を確かめた。
獲物は網に掛かっていた。
ベッドに腰を下ろした二人が写し出されていた。
カイトが見たことも無いセクシーなスケスケのナイティーを身に着けた妻が、両腕を男の首に絡ませ、うっとりとした表情を浮かべながら唇を重ね合っていた。
呆れるほど長い口づけだった。
互いに顔を交差させながら、キスを続け位置を入れ変える。
二人は互いに激しく求め合っていた。
まるでセックスのように舌が絡まり合っているのが分かる。
しかもお互いの唾液を愛おしそうに啜り合っていた。
何も言われていないのにリリナは伏田の足元に跪き、フェラチオを始めていた。
「ああっ、、、ユウトくんのデッカいチ○ポ、、、好き、、、」
伏田のイチモツは巨根だった。
20センチはある長さに、亀頭が異様にデカく、カリ首がグロテスクに張り出していた。
こんなにデカいのが妻の躰に入るのかと思えるほどの逞しさだった。
黒光りした巨大な性器に、愛おしそうに愛撫を加えている妻。
夫へのフェラよりもネットリとしてイヤラしく、愛情すら感じさせる。
男のうめき声を聞きながらシリをくねらせ、フェラしているだけでリリナが感じているのが分かる。
伏田には妻も子供も居る。
いわゆるダブル不倫だ。
長い前戯を終え、二人は夫婦のベッドの上で繋がっていた。
そしてその二人の体を遮るものはない。
ナマのセックスだった。
二人にとっては初めてのナマ挿入のようだ。
呆れることに、それをリリナの方から求めていった。
二人は歓喜の声をあげ、お互いの感触を讃え合う。
お互いに伴侶がいるにもかかわらず、生セックスにどっぷりとのめり込んでいく。
つづく
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