美子は人前では有能なカイトの教育担当の姿勢を微塵も崩さなかった。
ただ二人きりになると甘える態度を見せる可愛いオンナに変貌した。
たまにしか交わすことの出来ない逢瀬では、激しく乱れ、オンナの歓びを満喫する関係を続けていた。
レスだった性生活から、カイトによって開花した美子は、いくら隠そうとしてもその美しさを更に際立たせ、オンナの色気を滲ませるようになっていた。
ある日、カイトが倉庫で一人作業をしていると弥生がやって来た。
荷物の仕分けを手伝ってくれる。
最近とみに女らしくなった弥生のカラダは胸もお尻も張り詰め、より男たちの視線を感じるようになった。
それでなくても美しい弥生は露骨な視線で見つめられ、誘われることも一段と多くなっていた。
作業が一段落して、二人は話をした。
「最近、お母さん、すごくウキウキしているんだよ、、、」
「ふーん、、、そうなんだ、、、」
いきなり美子さんの話になり、カイトはギクリとしたがすぐに気を取り直し、何気にやり過ごす。
「それにすごくキレイになって、、、彼氏でも出来たのかな?」
「まさか、、、美子さんがそんなわけ無いだろう?」
「そうは思うけど、、、お父さん、仕事ばかりで殆どいないし、、、家のことだって一人で頑張って、、、お母さん、可哀想だよ、、、彼氏ぐらいつくったって、、、わたしはお母さんの味方だもん、、、」
弥生は進んだ考え方をするんだな、、、
カイトは少しだけホッとした。
そんな弥生が上目遣いにカイトを見つめ囁いてきた。
「ねえ、カイトさん、、、今度二人でデートしようよ、、、」
「うん、、、そうだな、、、」
煮え切らないカイトに弥生はカラダを寄せ、両腕をカイトの首に回してきた。
「えっ?弥生ちゃん、、、」
大胆な行動にカイトは戸惑いを隠せない。
「わたしの気持ち、知ってるくせに、、、わたし、もう子供じゃないんだよ、、、胸だって、もうお母さんに負けてないし、、、カイトにわたしのバージンを奪って欲しいの、、、わたし、、、カイトの女になりたい、、、」
濡れた唇が目の前にあった。
母親譲りの美しい瞳が妖しく潤んでいた。
思わず唇を重ねていた。
若い唇を味わい、舌を絡めていく。
そして乳房に手を這わす。
張り詰めた大きな胸だった。
母と同じく着痩せする体型のようだ。
「ああっ、カイト、、、すごく好き、、、感じちゃう、、、」
しがみついてくる弥生の唇を再び奪い、胸元をはだけようとする。
弥生の乳房を見たい、、、
「んんっ、んっ、、、ああん、、、ここじゃダメぇ、、、」
弥生は名残惜しそうにカイトから離れ、粘り着くような視線を送ってきた。
「デート、、楽しみにしているからね、、、」
弥生は倉庫を出ていった。
つづく
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