「よし、次は俺だぞ、ほら咥えろ」
精液を舐めとる暇もなく、次の男が口の中に押し込んでくる。
ガマンさせられて限界だったのか、舐めろと命令しながら腰を振る。
固い亀頭が喉に当たった。
ランダムなタイミングで喉の中に侵入してきて、その度に私は息ができなくなる。
グッ、グッ、グッ、グッ、グチュッ、グッ、グチュッ、グッ、グッ、グッ、グチュッ・・・・
いったい何人目だろう・・・
何人の精液を呑んだだろう・・・
スーツはもうドロドロになってしまっている・・・
いや、私の顔のほうがもっと酷いか・・・
乱暴で自分勝手なピストンを喉の中に受け入れながらそんな事を思っていると、視界の端に 鏡の前のシンクに置いた私の鞄を漁る男が見えた。
携帯はロックしていない・・・
彼は私の番号だけで満足するだろうか・・・
それとも旦那の番号を漁り、バラすぞと脅してくるだろうか・・・
社員証には社名どころか所属している部署まで・・・
会社の電話番号なんて、検索すればすぐに分かるだろう・・・
部署と名前を言えば、誰も何も思わず男からの電話を私につなぐ・・・
来ないとどうなるか分かってるな・・・
全てを知られた女を脅すのは、なんて簡単なんだろう・・・
財布に免許証は入れていただろうか・・・
家の鍵を盗まれるのは困るな・・・
あぁ・・・自分に迫ってくるリスクをはっきりと感じる・・・
どうしようもない巨大なリスクにゾクゾクしてしまう・・・
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