「仕方ないでしょ?彼がまだ足りないって言いだしちゃったの」
「・・・またホテルに行ったのか・・・」
どうしようかと考えた。
今夜、私がした行動は旦那が想像しているものより何倍も下品だ。
本当なら もっともっと取り返しがつかなくなってから教えてあげたい。
しかし嘘をつくこともできないから、少しもったいない気もしたが本当の事を少しだけ教えてあげる事にした。
「私もホテルだと思ったんだけど・・・」
「・・・違うのか・・・じゃ、じゃぁどこに・・・」
「彼がね、今夜は少し冒険しようって・・・私をもっと淫乱にしてやるって・・・」
「・・・・冒険・・・もっと淫乱に?」
「ほら、こうしたら見える?」
私は体を斜めにして旦那に見せた。
リビングの光が私の体を照らすと、ようやく旦那にも私の異常な状況が伝わったみたいだった。
「・・・え・・・そ・・・それは・・・」
部屋に差し込んだ光で情けない旦那の顔を見ることができた。
男性の性欲の象徴でドロドロにされた私のスーツを見て絶句し、顔をくしゃくしゃにして泣きそうになっている。
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