22…
町外れの更に外れた山奥に…経営不振により潰れたホテルがある…そこは有名な心霊スポットにもなっていて…夜になると真っ暗になり…普段は誰もいないはずなのだが…
その廃墟になったホテルの駐車場に…1台の車が止まっていて…月明かりに照らされている…
運転席には誰も乗っておらず…そこに脱ぎ捨てられるようにある男性の洋服と女性の事務服…その中にはベージュのパンストと白いパンティもあるのだ…
ハァ…ハァ…ハァ…ハァ…
そして…周囲が静寂に包まれている中で…車内だけは男性と女性の熱い息遣いが響いている…
後ろに倒されたシート…そんな助手席側で…僅かに動く大きな影…毛深くてだらしなく弛んだ身体で仰向けでいる全裸の久雄だった…
しかも…久雄の腰に股がるように座り…上体を前に倒して…下にいる久雄に抱きつくようになっている健子がそこに…
その健子もまた…地味な白いブラジャーのみを身体に残してほぼ全裸であったのだ…
誰も覗く者などいないのであるが…車を前から見れば…健子の大きなお尻…その溝にある黒ずんだ肛門周辺…それのすぐ下にある女性器を割り開くように…黒くて太い勃起した久雄の男性器が…ずっぽりと下から挿入されている…
月の明るさで…そんな卑猥な光景が丸見えになっていた…
久雄「ハァ…ハァ…許してくれてありがとうございます…健子さんの中…最高に気持ちいいです…あぁ…」
健子「ハァ…ハァ…こんな格好でしたことないですし…久志君のお父さん…約束ですよ…絶対に中に出さないでくださいね…」
健子は…久雄に避妊具なしでのセックスを許したのだ…
旦那である洋一郎にも…洋輔が生まれてからは…避妊具をつけることを要求していたのに…
……
………
もう1時間ぐらい前になるだろうか…
カラオケ店の駐車場から…なかなか出発しようとしない久雄の車…
車内では…久雄が何度も溜め息をつき…その表情は…いつもの穏やかで優しい感じではなく…まるでこの世の終わりを迎えたような暗いものになっていた。
気まずさと…なぜか申し訳なく思ってしまった健子が…困ったような笑みを浮かべて久雄に声をかける…
健子「あの…そんなに…私と…しっ…したいんですか…」
健子の声に…びくっ…と身体を反応させて、彼女の方を向く久雄の顔は…真剣な表情で…いつもは眠たそうな目がキリッとなり…その目と口で自分の気持ちを訴えるのだった…
久雄「一度だけ…一度だけでいいんです…憧れの女性と…あなたのような素敵な人と…繋がりあいたい…それができるなら…僕は…」
一瞬…唇を噛むような仕草をして…顔を強張らせた健子が…ボソッと言う…
健子「今日だけですよ…明日になったら…忘れてくださいね…」
自分を想ってくれる真面目で優しい男の願いをきいてあげる…そんな思いもあったのだが…今日1日で性的な刺激を何度もうけている健子…実際は…身体が疼いて仕方ない状態になっていたのだ…
既に…旦那である洋一郎への当てつけではなく…快感への誘惑に負けてしまったのであろう…
一方の久雄は…健子の返事を聞いて…鎮まっていた男性器が…一気に元気になる…
毎日のように…いや…四六時中といってもいいぐらい妄想していた…息子の同級生の母親と…これからセックスするのだから…
隣に座る健子の全身を下から舐めるように見てしまう久雄…
タイトスカートに張りつく大きなお尻…そこから腰にくびれがあり…また胸の辺りで膨らみをみせる身体…
色っぽいブラウン系のリップがひかれた唇は…先程の激しいキスで少し色が落ちてしまったようだ…
茶色のウェーブがかかった髪を後ろの方だけ1本に結び…おろした前髪に見え隠れしているメイクがされたはっきりとした眉毛…
二重瞼のぱっちりとした目を少し細め…目尻に皺を寄せて優しく微笑むようにこちらを見ている…
堪らない…その言葉につきるのだった…
やっと駐車場から動く久雄の車…商店街の方向ではなく…まったく逆の方に走りだす…
……
………
そして今…
ここまで来て…今さら避妊具がないからなんて…断れる状況ではなく…久雄に言われるままの体勢になり…自分の女性器に…彼の男性器を咥えこんでいる健子…
久雄に…洋輔君のお母さんという言葉を禁止して…健子と呼んでほしいと自分からお願いする…
不貞をはたらく自分に…当然…息子の名前が聞こえてくれば罪悪感がとんでもないものになるのだから…
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