⑭…
すぐ隣の椅子に座る息子の洋輔が…指導者である熊野先生と…さっきからずっと楽しそうに柔道の話をしている…
こんなに嬉しそうな表情をして饒舌な息子を見れて…私だって嬉しいんだけど…でも今は…喜んでいる余裕がないわよ…
こういう風に…しつこく触られた事ないし…身体が…自分でも信じられないぐらい…反応しちゃってる…
そう思う健子は…2人が喋ってるのを余所に…荒くなる息遣いと漏れだす声を抑えるのに必死だった。
健子「ハァ…んあぁ…んっく…ハァハァ…(やだ…そこ弱い…あぁ…指でそんなにしたら…もう…)」
目を瞑っていた健子に…洋輔が異変に気づき声をかけてしまう…
洋輔「お母さん?なんか具合悪そうだけど…そろそろ僕と先生は練習に…」
健子「だっ…だ…大丈夫よ…ちょっとだけ…んうっ…っふ…あっ…ハァハァ…ごめん…心配しないで…アハッ…アハハ」
不安そうな表情の息子に…心配をかけまいと笑顔をみせる母親…普通の親子のやり取りにみえるが…その間も母親の股ぐらにある対面に座る男の足の指は…女性器の敏感なところを…引っ掻くようグニグニと触り続けているのだ。
熊野「……(奥さん…顔を赤くして…そんなに目を潤ませやがって…息子の前でイッちまうか…もう太腿がガタガタ動いてるぞ…)」
洋輔「ほっ…本当に大丈夫なの?なんだか…」
健子「大丈夫だから!んあっっ……!!」
洋輔が喋り終えるのを待たずに…慌てた様子の健子が返事をするのだが…急に手を自分の口にあて…天井を見るように上に顔を向けた…
健子「ふぅ…ふっぅ…(息子の前なのに…洋輔が見てるのに…そんな…嘘よ…私…イッ…)」
そんな状態を何事かと目を丸くしている洋輔…母親の首筋に浮く血管と…椅子に座ったまま背筋が反るように硬直してしまった身体…いったい母親になにが起きているのか…性に疎い洋輔が知るよしもなく…
熊野「洋輔!お前は早く練習に戻れ!お母さん…ちょっと調子悪そうだから…俺がみとくから!早く行け!!」
熊野の怒鳴るような声に…母親を心配しながらも…洋輔が慌てたように部屋を出て行く…
ドアが閉まる音と同時に…まるで我慢の糸が切れてしまったのか…全身を…ビクッ…ビクッ…と何度も震わせながら卑猥な声が出てしまう健子…
健子「んあっ…んうっ…ハァハァ…あっう…私ったら…やだ…こんな…」
本当に数年振りに絶頂を迎えてしまった…45歳で初めて…他人によってそこに導かれ…何度もおし寄せる鋭い快感により…身体に力が入らずテーブルにもたれ掛かり…息遣いが荒くなる…
洋輔が座っていた椅子に…熊野が腰を掛け…隣にいる健子のその姿を眺めていた…
熊野「奥さん…息子の前で…そんなに激しくイッちまって…恥ずかしくねぇのか…」
健子「ハァ…ハァ…ふっうっ…あなたが…そうさせたんでしょ!酷い…酷すぎるわ…」
熊野は…少し…健子の方に顔を寄せる…
熊野「…(すげぇな…エロい匂いが漂ってるぞ…これ奥さんの息のにおいか…全身からなんか…フェロモンってやつが…スケベな顔しやがって…今すぐ押し倒してやりてぇが…まだまだ…苛めてから…ハァハァ)」
健子「あぁ…先生…何してるんですか…やめて…やだ…(うぅ…力が入らない…)」
熊野が椅子に座る健子の膝を掴み…そこが開かれていく…
健子は…開脚して椅子に座るようにされて…タイトスカートは…ずり上がり…ベージュのパンスト越しに…僅かに紫色の花刺繍がある白い下着を熊野に曝すのだった。
しかし…今の熊野には…健子の下着がどんな物なのか…など関係なく…パンストのセンターシームを中心にジワッという感じで広がった…下着の股間部分にできた染みを凝視している。
熊野「すげぇ濡れてるぞ…恥ずかしい染みをつくりやがって…どれ…」
熊野は指で…その下着にできた染みを触り…ゆっくりと離す…その指に纏わりつくように健子の愛液がだらりと糸をひいたのだ…
熊野「このスケベ女が…フフフッ(事務服姿で…今の格好…最高にエロいな…)」
……
………
商店街を目的もなく歩く事務服姿の健子…その側を通りすぎる男達は…なぜか彼女を…チラッ…チラッ…っと覗き見るようにしてしまう…
熟女特有の曲線美といった感じの…男達を誘惑するような局部の膨らみを…タイトな事務服が隠すことはなかった…
ただ…その身体つきだけではなく…可愛らしくもあり美しいとも言える健子の顔が…男達に妙な色気を感じさせてしまう表情になっている事に…本人は気づいていない…
健子「はぁ~…(あの後…何にもされなくてよかった…危なかったわ…でも…洋輔がいたのに…うぅ…私…あんなに…きっ…気持ちよく…パンツも冷たいし…)」
溜め息をつき…そんなことを考えて歩く健子は…急に後ろから声をかけられたのだ…
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