⑬…
2人が付き合っている…
本当に悔しかった…
隣に住んでいた健ちゃん…小さい頃から一緒に遊んでたのは俺だった…俺が最初なのに…あいつが…洋一郎さえ現れなければ…ちくしょう…
偶然…職場が一緒になったのだ…健子をほぼ毎日のように見ていると…そういう感情が溢れ出す…
ある日を境に…哲美には悔しさだけではなく…健子のタイトスカートのお尻を…いつも眺めることができる…そう思うと卑猥な考えが次々に生まれてくる。
哲治は…洋一郎の整った容姿に対して…劣等感を持っていた…昨日は…逆にそれを利用して…お店の女の子と洋一郎が羽目を外すように仕組んだ…
哲治「若い女の子達に人気だったよ洋一郎…なんか触りあったり…キスまでしてたぞ…俺は…健ちゃんが可哀相だなって…」
沙織「ちょっ…ちょっと先生…そんな事…言ったら…」
2人が健子の方を見ると…明らかに顔がひきつっていて…苦笑いしながら言うのだ…
健子「アハハッ…帰ったら…あいつ…絶対に許さない…」
……
………
仕事を早く切り上げ…息子が待つ中学校まで…溜め息をつきながら車をとばす健子…
健子「はぁ~…(こんなに気分が悪いのに…熊野先生に会わないといけないとか…最悪…今日だけで…一生分の溜め息がでる感じだわ…)」
運転しながら哲治の言った事が…どうしても気になってしまうのだ…
健子「……(あぁ…腹が立つ…若い女性達とキスまで…あいつ…どうしてやろうかしら…男なんて…やっぱり若い女性が…洋一郎もそうなんだ…私みたいな45歳のおばさんなんて…)」
そして…帰り際にも哲治に話しかけられ…その事を考えてしまうのだった…
健子「……(でも哲ちゃん…今日は…2回もお尻触ってくるし…私みたいなおばさんが好きなのかな…健ちゃんも羽目を外しなよ…俺でいいなら喜んでお相手をとか…言ってくるし…私にもまだ…)」
色々と複雑な思いのなか、息子が待つ中学校の柔道場に着く…
そこにある控室のような場所は、ベッドやテレビ等が置かれ、すっかり熊野の居住スペースと化していた。
その部屋の中で健子と洋輔は並んで椅子に座り…長いテーブルの向こう側に熊野がいて…煙草に火をつけている。
健子「先生…子供もいますし…その…煙草とかは…あんまり…」
熊野「そんな固いことばかり言うなよ…そんなんだから…昨日も揉めたんだろ…それに今日は…お母さんに誠意を見せてもらわないと…」
洋輔は…2人の間にある…ただならぬ雰囲気に気づき…俯いてしまうのだった。
健子「誠意って何がですか…私…別に悪い事をしたわけじゃないですけど…」
熊野「あんたがそんな態度だと…折角…久志のお父さんが俺をなだめてくれたのに…無駄になりそうだな…」
このままでは…その思いが強くなった洋輔が顔を上げて喋りだすのだ…
洋輔「僕…柔道ができなくなったら…もう終わりだよ…お母さん…先生と仲直りして…お願いだよ…本当に…」
最愛の息子が目に涙を浮かべ…自分に訴えてくる…健子には堪らないものであろう…
仕方なく…そういった感じで眉間に皺を寄せながら…頭を下げる健子…
健子「熊野先生…昨日は…すっ…すいませんでした…」
熊野「お母さん…もっと俺に心を開いてもらわないと…色々と開いて…だぞ…フフッ…」
健子「えっ…?!(なっ…嘘っ…なにしてんのよこの人…隣に洋輔がいるのに…信じられない…あっ…んぅっ…)」
対面に座る熊野の素足がタイトスカートの中に入り…太腿の間を通り抜け…足の指で股間を触ってくる…
テーブルの下で…一瞬のうちにおきた出来事に…健子は…どうする事もできず…息子に知られるのはまずい…そんな考えしかなく…逃げようとする動きをみせなかった…
健子が…自分の片手を股の辺りに置き…スカートの中にある熊野の足の動きをおさえようとするが無駄な抵抗である…
もう1つの手は…膝より上の方にずり上がってきたスカートの裾を掴み…元に戻そうとしているのだが…それも無意味だった…
健子「…んっ…うっ…(あぁ…だめ…そんなに指でぇ…声が出ちゃう…洋輔…お願いだから気づかないで…)」
熊野「しっかりと謝罪してもらってるからな…これで…仲直りだ…洋輔も安心だろう…」
その言葉で洋輔が笑顔をみせる……隣に座る母親が…テーブルの下で辱めをうけているのを知らずに…
熊野「洋輔…よかったな(お前のお母さん…隣で感じまくってるぞ…スカートの中を熱くさせて…太腿に力が入ってるな…踏ん張ってるみたいだけど…顔もそうだが…声が漏れてるし…フフッ…異常に気づかねぇのかよ…)」
顔を赤らめ…手を口に持っていく仕草が多くなってきた健子は…洋輔と熊野から…顔を背けるように…誰もいない方に顔を向けていた…
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