【黒い欲情】の番外編です。
涼が黒人メンズと遊んでいる2人のセフレが、どういう経緯で出会ったかの内容です。
本稿は、るみ子の紹介になります。
お暇つぶしにご覧いただけたら幸甚です。
【るみ子の場合】
1.罠
るみ子は、ショッピングセンターに勤務する事務員。
30代で結婚したが夫の浮気が原因で離婚した。
夫と結婚後、2人の年子を授かり、ともに成人して家を出ている。
贅沢さえ望まなければ、何一つ不自由はない気楽な生活だ。
あるとすれば、数年間アレがご無沙汰していることだ。
別れた夫は、好色で毎晩求めてきたが1回で終わる貧弱男。
要は、自分の性欲を満たせればいいだけで、るみ子のことなど
何も考えていなかったのだ。
元々、るみ子もアッチの方は強い方だったので不満が募っていた。
それなのに浮気をされ、激オコになり離婚届を突きつけた。
”私のことを満足させられない男が他の女と浮気だなんて許せない”
”10分も保たないくせに遊びまわって、女なんか作りやがって”
るみ子は、バストが94センチ、ヒップは110センチのムチムチ体型だ。
歩いていると胸の揺れを見られていることは意識している。
また、変な中年男性にズーッと後を尾けられたこともあった。
るみ子は、自分が豊満な体型であることが見られる原因だと知っていた。
”50過ぎのBBAでもまだ私は女よ…アレだってまだヤリたい”
ある夏の日曜の午後、歩いていたら声をかけられた。
「あのぉ、突然すみません」
声の主を見上げたら、成人していない未成年かと紛うほどの童顔だが
イケメンで背が高い青年だった。
「はい?なにか…」
「もし、お時間よろしければ、お茶でもしませんか?」
爽やかな童顔君が微笑みながら言った。
「え?私、ナンパされてるのかしら」
「はい、そうです。素敵な女性なので慌てて声をかけちゃいました」
満面の笑みを浮かべながら答えた。
「えー。ただのオバサンよ。君みたいなイケメンは若い子と遊んだら?」
”うふ…素敵な女性だって…ちょっと嬉しいな”
「僕、若い子が苦手なんです。マザコンじゃないけど…」
「大人の女性が好みなんです」
「あら、変わった人ね。まさか未成年じゃないわよね?」
”一応確認しておかないとね…確認だけよ…確認…だけ”
「ええ、こう見えても成人済の21歳です」
「へぇー!そうなんだ」
「その先のシタバコーヒーで涼みながらコーヒーでも飲みませんか!」
「まぁ、お茶だけならいいかなぁ」
”ウチの子らとあまり変わんないのね…何だか子どもたちを思い出すわ”
男は、天使の様な顔をして微笑んだ。
”ふふ…ちょろい女だな…掛かったか…”
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