また旦那が呟いた。
聞き取れなかったが内容は分かっている。
前回も、その前も聞いた質問だろう。
「もちろん言ったわ、イクたびに何回も言わされた・・・気持ちいいって・・・吉崎さんのチンポが良いって・・・だって、本当にそう思ったんだから仕方ないでしょ?」
もう旦那の手は最初よりも激しく動いている。
泣きそうな顔で さっきまで他人に抱かれていた妻の目を見つめながら、タバコ臭い唾液まみれの胸を舐めてオナニーしている。
愛しているはずの男の ここまで情け無い姿を見ていると、記憶の中に残っている下品で乱暴なセックスが男らしく感じてくる。
まったく、イライラするくらい情け無い。
後は何を言ってやろう。
イキながらインポな旦那などもう要らないと言ったことも教えてやろうか。
吉崎の女になると、いつでも抱かれに来ると約束した事を教えたら、どんな反応をするだろうか。
そんな事を考えていると、私が答えを出すよりも早く旦那が終わりを迎えた。
小さな声で私の名を呟きながら全身をプルプルと振るわせると、皮の中で射精した性液がトロトロも勢いなくシーツの上に垂れていった。
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