翌朝、歯を磨いていたら少し出血しているのに気付いた。
『あら…歯槽膿漏ってやつかしら…歯医者さんで見てもらわなくちゃ…』
昨夜ライブチャットで使った陽子のセーラー服をクローゼットに戻すとネットで検索したデンタルクリニックを予約した。
『ふふっ、あの人ったら…ごまかしてたけど陽子のセーラー服にひどく興奮してたわね…ライブチャットのあと…あんなに激しく犯されるなんて』
歯医者に行くのは久しぶりだった。
『ずいぶんオシャレな歯医者さんね、最近の歯医者さんってみんなこんな感じなのかしら…』
そんなことを考えながらスマホを触っていると名前を呼ばれた。
『河上さん~河上景子さん~どうぞこちらへ!』
案内された診察室はなんと個室だった。
可愛らしい歯科衛生士さんに口の中をチェックされているうちに淫らな欲望が…
歯科衛生士さんと目を合わせたまま歯科衛生士さんの指に舌を絡めてしまった。
『あっ、えっと…レントゲン撮りますから、こちらへ…』
少し暗いレントゲン撮影室に入ると彼女が密着してきた。
『えっ!?この子…もしかして…レ…ズビアン…?』
彼女は私に密着したまま撮影の準備をすると、いったん部屋を出て戻ってきた。
『河上さん、お疲れ様でした。診察室に戻りましょう』
診察室に戻ってしばらく待っていると院長らしき女性がやってきた。
『河上さん、お待たせしました。院長の長崎桃子と言います。河上さん、こちらは初めてのようですね、スタッフ一同で景子さんをケアしますから宜しくお願いしますね』
『あっ、はい、先生こちらこそ宜しくお願いします』
『先生だなんて…桃子って呼んでね、景子さん…』
なんだか、すごいとこに来ちゃったわ。でも…なんだか楽しみだわ。
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