「まだ、欲しいだろう…」
舞子はヒクつく身体をなだめるように息を整えるが、それを邪魔するように幸斗がまた舌を這わてくる、唇が重なると身体も押し付け合ってしまう。
「あぁ…欲しい…です」
「このちんぽを舞子の好きように…」
幸斗は今度は逆に自分がリクライニングされたシートに仰向けになり、その上に舞子を招いた。
舞子はまだ呼吸も整のいきらない内に、ためらいもなく幸斗の下腹部に身を寄せると腰を跨いだ。
「あぁ、凄い…硬い」
舞子は白く伸びた脚で幸斗の上で膝立ちをすると、一度確かめるように硬く突き上げられたペニスに指を絡め、疼きの収まらない秘唇へ招くように自らの腰を沈めていく。
幸斗に見えるように、窓の隙間から覗く見知らぬ人影にも見えるように、いやらしく男の肉を求めて、舞子の秘唇は喜んで夫以外のペニスを美味しそうに膣奥まで飲み込んでいく。
「あぁ…あぁ、いいっ、いい…」
一度迎えた快楽の頂きは、何度でも舞子の身体を酔わせていく。
妻であり、母である前に1人の女、ただ目の前の肉欲を喜ぶように舞子はいやらしく幸斗の上で腰を震わせた。
「いやっ…あぁ」
舞子のいやらしく蠢く腰に、幸斗も腰を突き上げ、空いた両手で女の乳房を下から揉みしだいた。
人妻の柔らかい乳房を手の平で感じると、突起した乳首も摘み痛い程につね、引っ張ってみる。
ジンジンと痺れる快感が乳首を伝って舞子の身体を流れる。
「あっ…いいっ」
男と女のタブーな性行為、わずかな灯りの元で、2人きりの密室で、声も静かに…それが。
今、舞子が行ってる行為はどれ一つ当てはまらない淫らで卑猥な行いだった、それなのに、高まる興奮と快楽にはしたくも、うっとりと目を閉じていた。気付けば覗く人影も1人から2人、3人と増えていた。
「ほら、舞子のいやらしい姿を皆が見てるよ」
「あぁ…いやらしい」
「いや…イク…」
「またイクんだ、きちんと皆に言わないと」
「あぁん…見…見て…下さい舞子のいやらしい姿を…イクっ」
舞子は再び悦楽の頂きに身体を震わせた。
「また、来週ここで待ってますよ」
「え…ええ」
幸斗の伸ばした手に、舞子は指で触れると、辺りの人影が消えたのを確認すると、今度こそ車のドアを開き街頭の奥へ身体を見えなくして行った。
生真面目な人妻は一枚花びらを開いて見せた。
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