吉田との結婚は突然だった。
その頃の絵理香は声を掛けてきた全員と寝ていたから、絵理香に理由があるはずがない。
ただ、クソがつくほど真面目で面白みのない吉田は、一夜の過ちともラッキーだとも思えず求婚にまで飛び、それを受け入れてしまうくらいには絵理香が壊れていたのだろう。
最初、俺は心の中で吉田を憐れんでいた。
なにせレイプで処女を失い、そのレイプ犯の性処理便器として育った女だ。
200人近い経験人数の全てが『肉便器』として使われたものなのだ。
まったく、よりによって公園の浮浪者まで相手にするような女を娶らなくても・・・
しかしその感情は、数年が経って覆った。
完成したと思っていた玩具に、人妻とゆう新たな魅力が宿ったのだ。
こんなに喜ばしいことはない・・・
だから俺はもう一度、絵理香を壊す事に決めた。
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