「今度はここに手をついて尻を突き出すんだ」
和貴子はイッたばかりでおぼつかない身体を洗面台から降りると、その淵に手を付きたっぷりした尻を三上の前に突き出した。
尻の谷間の溝はねっとりと垂れた淫汁がヌラヌラといやらしく光っていた。
三上は和貴子の尻を広げると下から突き上げるように、開いた秘唇へ肉棒を差し込んだ。
「あっ、あぁ…」
余韻の収まらない敏感な身体へ新な悦楽が襲う、痙攣する媚肉に和貴子は洗面台の淵にしがみ付くと背中を反らせ喘いだ。
打ち付ける三上の腰にタプタプと尻肉は波打ち、和貴子は立ち上がるように背中を反らせた。
「あぁん、いいっ、またイク…」
「いやらしいな義姉さん、ほら自分で見てみろ」
「あぁ、いやぁ見ないで」
和貴子は鏡に写る自分の姿に目を伏せた。
目の前の大きな鏡には、髪を振り乱し、乳房を揺らし、打ち付けられる三上の腰に眉間を歪ませ喘ぎ声をあげている自分がいた。
「‥こんなふうにいやらしくされたかったんだろう」
「…されたかった」
和貴子は伏せた目を開け、鏡ごしに三上を見つめた。
「いつから」
「そんな…」
言葉に詰まる和貴子に、途端に三上は腰の動きを止めた。
「いや、どうして、止めないで…」
動かぬ三上に和貴子は甘い声で訴え腰を動かした。
「いつからだ」
三上は一度腰を引き、勢いよく深く肉棒を打ち付ける。
「あぁん、いいっ…ずっと‥ずっと前から」
目の前の快楽に無意識に頭の隅に隠していた思いが口をついて出た。
三上は両手で和貴子の腰を抱え直しピストンを早めていく。
深く挿入を楽しみながら、乳房を揉み、クリトリスも弄ると和貴子は振り向いて三上の唇を求めた。
恥じらいも遠慮もなく、はしたく三上を求めた、祥子も、夫も、誰も想像さえするはずもないもう一人の和貴子がそこに写っていた。
「あぁ、いいっ、もっと、気持ちいい」
三上は今度は動きは止めずに和貴子を絶頂へと導いた。
和貴子は力の抜けた腰を支えられずその場に崩れる、それでも三上はそのまま和貴子を仰向けにすると、まだ治まりのつかない肉棒を和貴子の中で注挿を繰り返す。
これ程までにセックスが気持ちいい事に和貴子は悦んだ。
「あぁ、いいっ‥」
「出すぞ」
「きて‥」
三上は和貴子の中で腰が早鐘を付くと、その中で勢いよく濃いエキスが吐き出される。
まだ雫の垂れる鬼頭を和貴子の口に差し出すと、和貴子は鬼頭にまとわりついた自身の愛液と、三上の粘りのある白濁液を一心不乱に舐め尽くし、喉へ流し込んだ。
「大変だったわね、でも晴太が治って良かったわね」
玄関を開けると祥子が出迎えてくれた。
祥子は晴太が寒くないように和貴子の家でストーブで部屋を温めていたのだ。
「中々、火種が点くまで時間がかかったけど燃え始めると、勢いがいいのね、すぐ熱くなったわよ」
「心配かけて、ありがとう、正一さんのおかげで助かったわ」
「いいのよ、家の人何にもしてないから、じゃあ姉さんまた何かあったらいつでも」
「ええ、ありがとう、正一さんもありがとうございました」
「ああ」
祥子は三上の運転する車の助手席に乗り込んだ、すぐに発進すると思われたがなぜか三上はまた車から降り、玄関先で見送る和貴子の方へやってきた。
「どこ行くの」
「ああ、ちょっと玄関に忘れ物」
三上は祥子の視界に隠れながら和貴子に近寄る、和貴子もまた晴太が部屋へ入ったのを確認するとどちらからともなく唇を重ねた、ほんの数秒、唇を吸い、舌を絡め、唾液を啜り合った。
そしてまた三上の車が遠かっていく。
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