妻は二つの鍵をじっと見つめた後、私の目を見て言った。
「して!」
いつもの興奮した時の少し掠れたような声。
「それ、私の乳首に吊るして。
もっと重いのでも良いのよ!」
私は妻の左乳首から下がった紐のフックに車のキーを、反対の乳首に玄関の鍵を下げた。
手で持つと本当に軽い物なのに、慣れない女の乳首にとっては重大な拷問になるのだろう。
若い時に比べたら張りが無くなった妻の乳房は重いを下げられた乳首を支えきれず垂れ下がる。
妻は鍵を吊るされた途端に、両目を硬く閉じて眉を寄せた。
口は悲鳴を上げないようにと必死に歯を食い縛っているが、わずかに開いた唇の脇から
「くーっ」
と声が出た。
身体が動かないようにしているつもりの様だが、ただ挟まれた洗濯ハサミと違いぶら下げられた紐の先の重りはわずかな動きを増幅して振り子のように揺れた。
「どうだ?乳首の振り子は?」
私が聞くと妻は素直に可愛く
「痛いわ..。千切れそう..。」
と答えた。
「そのまま部屋を一周しろ。」
妻は少しでも吊り下げた鍵を揺らすまいと慎重に小さな歩幅で歩くのだが、それでも鍵は大きく揺れた。
その痛みを噛みしめるように歩く妻。
やや腰を引いて前屈みになり、歯を食い縛りながら視線は正面にじっと据えゆっくりと一歩づつ歩いていたが、一歩踏み出す度に紐の揺れは大きくなる。
それでもなんとか部屋を一周してきたが、立ち止まった時の不規則な揺れが一番妻には痛かったようだった。
「良く頑張ったな。
今度は釣り具屋で釣り用の重りを買ってきてぶら下げてみるかな。
本当にお前の乳首が千切れるかもしれないな。」
私がそう言うと、妻は苦痛で眉をしかめながらも再び興奮した声で
「して!あなたがしてくれるのなら、私の乳首千切れていいから!」
と言ってくれた。
私はたまらなくなって下に引っ張られて乳房を変形させたままの妻の身体を強く抱き締め、背中と尻に爪を立てた。
「あなたっ...」
妻の痛みをこらえながらも幸せそうな声でした。
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