「立ってみろ。」
私の命令で踞っていた妻はゆっくりと立ち上がろうとした。
上半身をたてたところで「うっ」と小さく呻いて片手を下腹に当てる。
「どうした?痛むのか?」
「いえ..、でもお腹の奥に入ってるから、動くとそれが変な感じになるの..。
大丈夫、痛いとか苦しいんじゃないわ。」
そう言うと妻はまたゆっくりと立ち上がった。
後ろを向かせると、尻の割れ目にアナルストッパーの底が見えている。
「前屈みになってみろ。
足を広げて立ったまま、両手を床に着けて。」
私が命じると、妻はそっと前屈の姿勢を取り始めたが、途中で
「あっ!」
と言って身体を起こすと片手でアナルプラグの底を押さえた。
「だめ、お尻から出ちゃいそう。」
アダルトショップの店員の説明を思い出した。
「プラグの事をストッパーとも言ってますけど、実際はこの括れ部分だけで腸内から出そうとするのを止めることは出来ません。
ちょっと力めばかなり太いものでも抜けますよ。
本当に浣腸したのを出させないためには、アナルの内側で膨らむバルーン式のストッパーとかじゃないと。」
そうだった。抜け落ちるのも無理はなかったのだ。
ではどうするか?
私は綿製の縄を取り上げると、それを妻の腹部に巻いた。
それから臍のところに結び目を作ると..。
「ああ..、縄で..、押さえるのね..。」
妻はいち早く自分がされようとしている事を理解してくれた。
片手でアナルプラグの底を押さえたまま、私が股間に縄を通しやすいように足を広げててくれた。
前から尻に向けての股縄だ。
それもパンティーの上からではなく、自家に粘膜に当たるように。
痛みも強いかもしれない。
いや、擦れることで多分妻の柔らかな粘膜を痛め付けるだろう。
それが分かっていながら、私に協力して足を広げてくれる妻の事を本当に可愛く思った。
妻の指に代わって私がアナルプラグの底を押さえながら、縄をプラグの底に当てる。
そして縄を妻の腰の部分の横縄に通すと、ぐいっ!と絞めてみた。
「ひっ!」
やはり妻は悲鳴をあげた。
しかし覚悟してただけに、小さく噛みしめたような悲鳴だった。
アナルプラグは縄で押さえつけられて、妻のアナルに深々と入ったままになった。
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