グリセリンを入れた浣腸器を床に横向きになっている妻の目の前で見せてやる。
「これから入れるぞ。
覚悟は良いな?」
芝居じみた台詞だが、妻はごくりと唾を呑み込み
「は..い..」
と答えてくれた。
妻の後ろに回り、浣腸器の先端のノズルにローションを塗ろうと思ったが、思い直してノズルには妻の前の穴から出た汁を塗りつけた。
店員からは「アナルに入れた物を消毒せずに前に入れるのは危険です。」
と注意されているが、まだ尻に入れる前だから大丈夫だろう。
妻も自分の前が硬い物で弄られてる感覚で、なにをされているのか察したようだ。
「私の..、いやらしい汁使うのね..」
私に言ったのか独り言なのか解らないが、これからされる浣腸責めに対しての諦めのような期待のような、聞いた私をゾクゾクさせるような口調だった。
一頻りノズルで妻の前を弄ってぬるぬるを塗り付けた後、私はそのノズルを妻の尻の穴に当てた。
妻の尻の穴は先程からひくっ、ひくっ、と蠢いている。
その蠢きに合わせるようにノズルを妻の尻の穴に突き刺した。
心配事していた抵抗感は殆ど無く3センチ程のノズルは根元まで妻の尻の穴に埋まった。
「入ったぞ。」
「はい..」
「痛くはないか?」
「今のところは..大丈夫みたい..」
「良いか?注入するぞ。
辛すぎたら言えよ。」
「あなた..優しいのね..。
良いわ、虐めて..。」
私はピストンを一気に押した。
あの店員から聞いている。
「ノズルを挿入する時は焦らせた方が良いようです。
反対に液体の注入は一気にした方が、注入した方は相手を征服したと言う気持ちになるし、される方は勢い良く入ってくる液体の感覚を腸内で感じられるようですね。
30ccくらいの量なら、初心者でも心配無いと思いますよ。」
その通りだった。
一気にピストンを押して妻の尻にグリセリンを注入する行為は、精力が弱って何度も射精できなくなった今の私にとって、射精に代って妻への征服感を感じさせてくれた。
その妻は注入と同時に全身をビクッとさせたがそれから一呼吸した後
「ジュッて入ってきたの..、分かったわ..」
と呟くように言った。
妻にとってはむしろこれからが本当の苦痛になる筈だった。
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