「どうだった?」
由美子さんの声は興奮していた。
自分の仕掛けた悪戯の結果を、早く聞きたくて仕方がないようだ。
獲物を狙うネコのように、大きな瞳をギラギラと輝かせている。
「・・・酷いわ」
私がそう言うと、満足そうにクスリと笑った。
「言ってあったでしょう?ちょっと悪戯を仕掛けとくねって」
「でも・・・でも、あんな・・・」
『遊び』の内容はシンプルだった。
指定された日時に送られてくる小包を受け取るだけ。
ただ、その時間は指定された服装でいなければいけない。
初めての日に指定されたのは、下着を着けない事だった。
1回目だから服の指定はしないけど、上に何かを羽織ってもいけないと言われた。
気づかれたらどうしよう・・・
気づいたらどんな反応をするだろう・・・
不安に思いながらも期待する自分がいた。
時間が経つにつれ怖くなり、けれど同時に興奮もしていて、荷物が届く直前に 私はトレーナーからブラウスに着替えた。
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