はるな〉
今日は整備が済んだバイクを受け取りに行く・・・。
ヘルメットと革ツナギも先日手に入れて、万全の装備でバイク屋さんに行った。
バイク屋のおじさん〉
「おう、出来てるよ・・・カッコいいツナギだね、似合ってるよ・・・」
はるな〉
「うん、ありがとう・・・もう、待ち切れなくて・・・」
私は自分の愛車になる、ニーハンのガンマを受け取った・・・。
初めて自分で買った、自分の愛車・・・。
おじさんにキーを受け取って、スイッチを入れるとニュートラルランプが点灯して
メーター類に照明が灯る・・・キックのペダルを起こして、右足を掛ける・・・。
ブロロ・・・ブオン・・・一発でエンジンに点火した・・・。
はるな〉
「す、すごおい・・・」
ピーキーなエンジンは、乗手を選ぶ・・・低回転ではトルクは小さく、常にパワーバンドを意識した
運転が要求される・・・。
跨った途端のこの振動・・・身体の芯まで揺さぶられる・・・。
通学で使っているカブなんか足元にも及ばない・・・。
はるな〉
「おじさん・・・ありがとう・・・」
バイク屋のおじさん〉
「大事にしてやってくれ・・・なんか困ったらいつでもおいで・・・」
はるな〉
「うん、ありがとう・・・」
ヘルメットを被って、ウインカーを出して道路に出る・・・。
やはり、クラッチが難しい・・・煽りすぎるとフロントが簡単に浮いてしまう・・・。
教習所のフォーストマシンとは全く違う・・・・。
私はそのまま、街乗りを楽しんだ。
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