「な、コレ、着けてきてよ」
「・・・は?なに言ってんの?」
「いいじゃん・・・美穂も興味あるだろ?」
「んな訳ないでしょ・・・マジ最低」
「いいから・・・な?・・・便所で着けたら何もみられないし大丈夫だろ?」
「・・・・・」
「いいから、ほら・・・着けてこいって」
そう言って田村は美穂の肩を押した。
その手には そんなに力が入っているようには見えなかったが、美穂はゆっくりと立ち上がった。
背を押されてリビングを出る。
廊下の先でトイレの扉の音がして、ようやく男達は話し始めた。
「・・・な、おい・・・大丈夫なのかよ?」
「大丈夫だよ、心配すんな」
「け、けど・・・」
「見ただろ?美穂のあの顔・・・ありゃ、もう完璧に興奮してる」
そんな数分のやり取りの後、美穂がリビングに戻ってきた。
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