あやかはサンタコスを持って更衣室に向かった。
(ママと一緒にお仕事出来るって・・・なんだかドキドキするな・・・)
ちさとさんと俺との関係を知らないあやかは、期待に胸を膨らませる・・・。
更衣室に入ると、入ってすぐのロッカーに名前があった。
家や学校以外で服を着替える事など無かった・・・何だか時別な感じがする。
ロッカーを開けると、内側には姿見があった。
更衣室の出入り口にも、大きな姿見があって、全身が確認できる様に成っている。
それだけ、身だしなみに注意が必要なのかと理解する。
(んん?・・・何だろう・・・)
サンタコスに挟まったメモは床に落ちる・・・。
〈このユニホームは、ショーツ以外は着用しない事、見られる事を意識する事〉
そう書かれていた・・・。
あやかは、みんなそうしているんだ・・・恥ずかしいとは思うがみんながしているなら
そう思い、新しいお仕事への興味が勝ってしまい、着替えてしまう・・・。
みんなが着ている物と少し違う・・・。
あやかの物は、店員への見せしめ用の物でツーピースになっており、ボアも多めだが
へそが出て、スカートも更にミニとなっている。
背を伸ばせば、ローアングルだと下乳の見える程だ・・・。
その分、ソックスはニーソになっていて、一見可愛さがいやらしさを薄めていた。
サンタ帽と赤いローファーもボアが着いていてとてもスーパーのレジ係とは思えなかった。
まるで、グラドルの営業みたいな格好・・・。
あやかは姿見に映る自分の姿にさすがに、人前に出る事を躊躇しそうになる。
でも・・・見られる事を意識して・・・そう書かれたメモを思い出す。
あやかは自分の容姿にも自信を持っている・・・その上、ちさとさん同様ものおじしない・・・。
頭の先から爪先までチェックして店に向かった・・・。
俺は事務所のモニタで確認していた・・・。
思った通りの理想的な身体・・・まだ蒼い果実は着実に成長を続けている・・・。
俺の店の為に貢献してくれそうだ・・・。
さて、レジの空きで補助から始めさせるか・・・。
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