俺〉
「君は確か、うちで働いてる、もりたかさんの娘さんだよね、それに高校生だよね・・・。
もう、十八だったよね・・・」
あやか〉
「はい、私のママはここで働いてます・・・でも・・・余り来て欲しくなかったみたいで・・・
私、ママみたいなお仕事してみたくって・・・でも・・ママは普通のお仕事にしなさいって・・・」
俺〉
「そうなんだ・・・ママの様なお仕事してみたいんだ・・・」
俺は、あやかがちさとさんの本当の姿を知らず、昔のバイヤーの時の姿を想像していると感じる。
そりゃ、確かに我が子をある意味死の商人にしたいと思う訳ないし、奴隷にしたい親などいない
ここに来た事も、心中穏やかで無い事は察した・・・。
だけど、もう十八・・・今では成人扱いしても問題ない・・・。
俺も最初は軽く、表の仕事の為に採用したのだが、これ程魅力的な娘を放っておくのも・・・・。
俺〉
「じゃあ、卒業したら大学に通いながら、ここで契約社員として働いてみるか?・・・君のママと
一緒に・・・」
あやか〉
「ええ・・・ママと・・・はい、そんな事出来るなら嬉しいです・・・」
俺は内心ほくそ笑む・・・だけど、あくまでも冷静に・・・・。
俺〉
「じゃあ、まずはレジ係から研修していこう・・・」
俺はスペアのサンタコスを、事務所に取りに行きあやかのシフトをレジ係に振り替えた。
俺〉
「待たせたね、じゃあこれ・・・今日から更衣室のロッカー使って良いから・・・・」
うちの店ではアルバイトに更衣室は使わせていなかった、更衣室を使えるのは正社員だけ・・・。
あやか〉
「はい、ありがとうございます」
あやかはサンタコスを受取り、更衣室に向かう・・・。
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