うちのグループの裏の店・・・。
本来、表に出る事は無い店がグループ内にある・・・非合法なソープやキャバクラだ。
それは、親父の息が掛かり、昔から営業している。
そこに、俺の店が割り込み売り上げを伸ばして行った。
昔ながらの親父の経営方針は時代のニーズから少しずつ取り残され、右肩下がり・・・。
逆にお客目線の俺の店は右肩上がりに業績を伸ばして行った。
親父からしてみれば、徐々にお荷物だった裏の店をトカゲの尻尾の様に切捨てる決断をする
迄にさほどの時間は掛からなかった。
俺が上納金を納めていたからだ、手を汚さずに金が入るのだからそうなるだろう・・・。
汚れ仕事を俺に押し付けたと思っていたのだった。
親父は知らぬ間に裏の顔から一線を引く形になって行った。
その分、俺は裏社会の人間と人脈を形成していく・・・。
街はもう、年の瀬も近付きクリスマス商戦の時期に入っていく・・・。
うちでも年末年始のアルバイト人員を雇う必要が出てきた。
高校生達も年末アルバイトを探す時期に入った。
俺の店では、裏の需要もあり、本業の方の人員を必要としている。
そんな時にある少女が応募してきた・・・。
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