女はちさとさんに促され、服を脱ぎ出す・・・。
興味本位でつい出来心で、万引きしたのであろう・・・常習者では無いように感じる。
まあ、そこに付け込んでいる訳なのだが・・・。
容姿は化粧も薄く、素人である事は明らかだった、だけど服に締め付けられていた胸は
大きく、形も良い・・・こんな女は需要がある。
恐らく、何人もの女を振るいに掛け選んでいるのだろう、ちさとさんの目利きに頭が下がる。
『ご苦労様・・・採用する事にするわ・・・研修があるから、必要書類を渡すから記入して・・・』
ちさとさんは勝利の入った封筒を渡して、服を着る事を許可した。
そして、残る二人の面接も同じ様な感じで終わった・・・。
結局、俺が口を挟む機会も無く面接は終了する。
終わってから、ちさとさんに今日の感触を聞かれた・・・。
『店長、お疲れ様でした・・・いかがでしたか?・・・私のチョイスですが・・・』
『恐れ入ったよ・・・どうやったらあんなメンツ選べるかね・・・』
『いえ、全てデータがものを言います、家族構成や店長を見ての反応など私も店長を利用させて
貰いましたよ・・・いつもの事です』
『そう言えば、研修をするって言ってたけど、もう少し先じゃ無かったか?・・・』
『いいえ、表の研修はそうですが、あの人たちは裏の研修が有りますので・・・それと、店長・・・
その研修はお願いします・・・』
第二段階で、俺がするのか・・・全く・・・完全にお膳立てされてる感じだ・・・やれやれ・・・。
『わかった・・・』
『それと、他店の視察に出掛けます、スーツで行きますので着替えて下さい・・・私も着替えます・・・』
ちさとさんは黒いビジネススーツに着替えて戻ってきた・・・。
俺も上着を着て、ちさとさんの運転で出発した・・・。
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