第2話
「ただいま。」
実は自慰をした後…そのまま自宅に居るのは妻が不審がるだろうと出掛け…パチンコ屋で時間を潰して“いつもの時間”に帰宅した。
「おかえりなさい。」
妻は“いつも”と変わりない様子で夕食の支度をしていた…しかし…昼間に佐山との情事を見掛けてしまったためか…妻の後ろ姿…特に腰から尻のラインが妙に艶めかしく見えた…
(麻美…佐山にヤられたからか妙に…ああ…)
その妻が醸す艶めかしさに…私の中に欲情が芽生えるも…何とか抑え…澄ました感じで妻とたわいもない会話を交わしつつ夕食を取った。
「あなた、おやすみなさい」
夜も更け…私がベットに横たわっていると…妻が寝室に入って来て就寝のために電気を消そうとする…その時…
「なあ、麻美、どうだ?」
私は立ち上がり…背後から抱きしめて妻を営みに誘うが…
「今日は疲れたからまた今度ね、あなた電気を消して。」
妻は誘いを袖にして私を振り払いベットに横たわった。
「そうだよな~昼間に職場で散々ヤってきたからな~フフフ…」
私は仰向けに寝る妻に覆い被さり意味深な言葉を掛けた…
「な、何のことよ。」
思い当たる節もあり…更には生真面目な性格からか…妻は動揺を見せる…
「隠さなくてもいいぞ~麻美も佐山土建がうちの会社の取引先だって知っているだろ~だから昼間に顔を出した時にさ~」
その動揺を見逃さず…
「フフフ、見ちゃたんだ~麻美が佐山とヤッてるところを…麻美凄く感じちゃっていたね~」
私は妻を畳み込んだ。
「それは…その…あなた…ごめんなさい…許して…」
夫以外の男との情事に罪悪感を覚えるとともに…“現場”を抑えられたことに観念したのか…妻は言い訳することもなく私に対して許しを乞う言葉を口にした。
「ならば麻美教えろ!佐山にはいつからヤられてるんだ?」
その妻の罪悪感を利用し…私は怒りより…むしろ抱く“ネトラレ”という性癖を満たすために問い質していく…
「パートに行き出して2週間くらいたった頃、奥さんがいない時間に…犯されたの…」
「麻美、どういうふうに佐山に犯されたんだ?許して欲しいなら詳しく話せよ。」
「奥さんが帰って…暫くしたら…あの人…私に迫ってきたの…」
「どんな感じでだ?」
ここからが妻が話した“事”の詳細だ…
妻が佐山に出来上がった書類を渡すと…
「うん、この書類上出来だ。いやあ麻美さんが来てくれて凄く助かってるよ。」
と佐山が書類の出来栄えを褒めてきた。
「いえ、そんな…社長さん大袈裟ですよ~」
褒められたことに照れつつ妻が佐山の机から離れようとすると…
「いや~本当に…麻美さん…はあはあ~助かってるんだよ…」
佐山は立ち上がり…鼻息荒く妻の背後から尻を撫でながら顔を近づけ迫って来たのだ…
「ちょっと…社長さん、冗談はよしてください。」
妻は尻を撫でる佐山の手を振り払い離れようとするも…
「冗談じゃないぞ、俺…あんたが面接に来た時からヤりたくてたまらなかったんだ…はあはあ~もう我慢できん…」
今度は両手で制服のベストの上から妻の乳房を掴み頬に舌を這わせた…
「やめてきください!社長さん…嫌…よして…嫌よ…」
妻は身体を揺らし必死に抵抗するも…屈強な男である佐山に敵うはずはなく…
「大人しくしろよ!おら!」
妻は床に転がされ仰向けになったところで佐山に馬乗りされ…
「やめて!いやあ~」
叫んで抵抗するも…佐山にボタンごと引きちぎるようにベストとブラウスを破られた。
「誰も来ないし観念しな麻美、気持ち良くしてやるからよ~はあはあ~んん…」
妻に覆い被さり…ブラジャーをずらして直に乳房を揉みながら…佐山は唇を押し付けてくる…
「んん…いや…やめて…気持ち悪い…」
唇を重ねられながらも…妻は顰めた顔を振り抵抗を続ける…だが…
「ああ~”気持ちいい”の間違いじゃないのか~ヒヒヒ、麻美の乳首ピンピンだぞ~」
当然佐山は怯むこななどなく…勃起する妻の乳首を強く摘まみ茶化す…
「そんなことないわ…あ…やめて…ください…社長さん…あ…」
そんな妻の乳首を佐山は口に含んで吸い上げたり…舌で転がしたりした…
「んん…麻美は乳首が弱いようだな~はあはあ~こんなのもどうだ~んん~」
佐山は妻の漏らす微かな甘美な声を見逃さず…今度は口に含む乳首を甘噛みした…
「あん…痛い…そんなの…だめ…ん~」
妻は抵抗めいた言葉を口にするも…口調には甘い趣があった…
「ヒヒヒ、麻美感じてるんだろ~素直に声出せよ~ああ~んん…」
快感を覚えつつある妻の反応を利用して畳み込むように…佐山は激しくかつ巧みに口で妻の乳首を愛撫するが…
「そんなことない…あ…主人以外の男の人で感じるような…私…あ…女じゃないわ…」
おそらく佐山の乳首への愛撫により…電流のように快感が身体の中を走り出してはいるのだろうが…根が真面目な妻は…この期に及んでも夫以外の男による愛撫での快感は認められないようであった。
「旦那以外でも感じる時は感じるんだよ~おら!確かめてやる。」
だが、妻の隠れた快感を悟る佐山はスカートを捲り…
「やめて…嫌…」
妻の抵抗めいた言葉に構うことなく剥ぎ取るように妻のショーツを脱がしていき…
「ヒヒヒ、麻美~見ろよ~何だ~このスケベな染みは~」
何か勝ち誇りげにクロッチの部分を妻に翳す…
「違うわ…そんな…」
そのクロッチを見て妻は動揺する…自分の愛液による汚れがあったのだ。
「何が違うんだ~麻美~おら!マンコ濡れ濡れで感じてるじゃないか~はあはあ~」
そんな妻を佐山は鼻息を荒くしながら両手で開脚させ…
「俺のチンポはデカいからよう~もっと濡れ濡れにしとかないと挿入らないぞ~んん…」
妻の股間に顔を埋め…蜜壺に舌を這わせた~
「嫌…だめ…あ…あ…」
夫以外の…それもタイプとは言えない男に…自分の女の最も大事な部分を舌で蹂躙されることに嫌悪を示すも…微かに聞こえる甘美な声から快感も示していた…
「おら~麻美…気持ちいいんだろ!声出せよ…んん…」
佐山は指で麻美の愛液が溢れる蜜壺を弄じると同時に乳首を口に含み舌で転がす…
「あ…あ…はぁ…はぁ…あ…」
妻は敏感な部分を同時に攻められ…不本意にも快感が電流のように身体を走り…荒い息を伴いながら喘ぎ出す…
「おら~麻美…イッちゃえよ~ああ~」
そんな妻の淫らな反応に…佐山も欲情が増すのか愛撫が激しくなっていき…とうとう…
「あ…あ~ん…はぁ…はぁ…」
妻は佐山の愛撫により絶頂に導かれてしまったようだ…その証に…妻は恍惚な表情を浮かべながら荒い吐息をしていた。
「おう、麻美~自分ばかり感じてないで、俺も感じさせろよ~」
佐山はスラックスとブリーフを脱ぎ…勃起する肉棒を…
「どうだ?俺のチンポはデカいだろ~麻美欲しいだろ~舐めろよ~」
絶頂の余韻から朦朧とする妻の口元に宛がった。
「はぁ…はぁ…そんな…私…主人しか知らないから…大きいかなんて…それに男の人のを口でなんて…主人にもしたことないなのに…嫌…」
充分に身体は火照っているものの…まだ心には佐山への嫌悪が残っていて…更に夫の私への背徳感が働くのか…自分の男性遍歴を織り交ぜなら…首を横に軽く振り…フェラチオを拒んだ…すると…
「何だ~麻美は旦那しか知らないのか~ヒヒヒ、なら、先ずは俺のデカチンを下の口で味わわないとな~はあはあ~」
性的に目を付けていた女である妻が所謂“セカンドバージン”であることが…佐山の欲情を極まらせたようだ…その証に…妻が口で施さずとも…大きな肉棒は硬く反り返っていた…
「嫌…それだけは…嫌…お願い…口でしてみるから…やめて…」
拒む妻の言葉に構うことなく…
「もうだめだ…俺…この麻美の旦那しかハメたことがないマンコに挿入れたくてたまらん…はあはあ~俺のチンポをマンコに挿入るぞ…はう~麻美~」
佐山は仰向けになる妻のスカートを乱しながら両脚を開脚させ…
「いや…それだけはだめ…あ…」
勃起する肉棒を妻の濡れた蜜壺に侵入させた。
「はあはあ~はう~麻美~ガキ産んでる割には締まったマンコじゃねえか~それに、ヒヒヒ、旦那のチンポは小せえんだな~こりゃ、おら~麻美~はあはあ~」
肉棒を挿入した妻の蜜壺の心地良さ…その心地良さを齎す経産婦の割には締まり具合の良い膣から夫の私は短小だと推測して嘲笑い…佐山は腰を動かしていく…
「やめて…だめ…いや…あ…はぁ…はぁ…」
身体は火照っているものの夫ではない男に犯されている状況に…言葉の端から読み取れる快感を妻は受け入れられないようだ…自分に覆い被さる佐山の胸元を押し抵抗めいた言葉を口にしていた。
「はあはあ~麻美~本当は俺のチンポで感じているんだろ~顔がスケベになってるぜ~おら~」
そんな妻の心とは裏腹の身体の火照りが齎す顔の淫靡な歪みを…女性経験が豊富な佐山が見逃すはずなく…更に腰を鋭くかつ巧みに動かしていくと…次第に…
「あ…あん…はぁ…はぁ…こんなの…嫌なのに…でも…あん…気持ち…はぁ…はぁ…いい…」
込みあがる快感により自らの“女”を目覚めさせられたのか…妻は荒い吐息とともに甘美な声を漏らす…佐山はただ荒々しく妻を犯しているのではなかった…腰の振りに強弱を付けるだけでなく…正常位で挿入しているため自分の巨体をずっと妻に覆い被せるわけにはいかず…起こして両手を付いたり肘を付けたりする…それが様々な角度から膣内に刺激を与え快感を沸かせる…そのような快感が夫の私が挿入している時を遥かに超える時間続いていた…
「何だ~麻美、はあはあ~やっぱり感じているんじゃねえか~おら~はあはあ~旦那とヤってる時より気持ちいいんだろ~なあ~はあはあ~」
そんな妻の自分の腰使いによる淫靡な反応を佐山は見逃さず…更なる巧みな腰使いを披露すると…
「あ…あん…私…変になってる…はぁ…はぁ…あん…ダメ…あん…はぁ…はぁ…」
今までの夫との行為では得られなかったような目くるめく快感が…火照る身体に充満し…
「あ…ああん…はぁ…はぁ…」
それこそ私との時には上げたことのないような艶めかしい大きな喘ぎ声を出して…妻は絶頂に達した。
「はあはあ~俺のチンポで麻美はイッちゃたんだな~ヒヒヒ、んん~」
自らの“巨根”を用いて巧みな腰使いを駆使して妻を絶頂に導いたことにより…佐山は勝ち誇りげに妻に被さり唇を重ねた…
「はぁ…はぁ…んん…」
絶頂を迎えた余韻からか気分は高揚していて…妻は佐山の唇を拒むことなく舌まで絡ませて激しくキスを交わした。
「んん…ヒヒヒ、麻美~その気になってきたな~はあはあ~今度はバックでヤってやるぜ~おら~尻を突き出せよ~はあはあ~」
そんな妻を四つん這いにさせて乱していたブラウスやスカートを剥ぎ取り全裸にして佐山は突き出された尻を掴み…
「はぁ…はぁ…あ…あん…」
妻の充分に濡れている蜜壺に…硬さを保つ肉棒を挿入した。
「麻美~はあはあ~俺から離れられない身体にしてやるぜ~はう~ああ…」
後背位の形となり…佐山は鋭くかつ巧みな腰使いで妻を犯していく…
「あ…あん…気持ちいい…はぁ…はぁ…こんなの初めて…あん…お願い…もっと…」
かつてない程の与えられ続ける強烈な快感に…妻は身体だけでなく心までも火照って来たのか…微かであるが自らも腰を振りつつ佐山に更なる巧みさを伴う激しい腰使いを哀願してしまった。
「はう~ならよ~麻美~“もっとマンコえぐって”って言えよ~なあ~おら~」
そんな妻の尻を叩きながら佐山は卑猥な言葉を強要した…すると…
「あん…はぁ…はぁ…もっとオマンコえぐって…」
淫らな気分が高揚している妻は佐山が強要するがままの卑猥な哀願をしてしまう…
「そおかあ~はあはあ~麻美みたいな美人が“オマンコ”なんていうと…はあはあ~俺すげえ興奮しちまうぜ~ああ…おら~麻美…はあはあ~」
自らが強要した卑猥な言葉を…喘ぎながら妻が口にしたことに…佐山は欲情が極まったようだ…強く妻の尻を叩いた後…鼻息荒く腰を激しく動かした…そして…
「あ…あん…凄い…あ…あん…はぁ…はぁ…素敵…あ…あん…私また…あん…変になっちゃう…はぁ…はぁ…」
再び妻が佐山の巧みさを伴う腰使いにより絶頂を迎えようとすると…
「はう~麻美…それは“イク”ってやつだぜ…はあはあ~麻美…俺ももうイキそうだ…ああ~麻美~はあはあ~」
佐山もまた快感が込み上げて来ているのか…果てようとしている…“ラストスパート”というように腰を鋭く動かした…
「あ…イク…あ…あああん…はぁ…はぁ…」
妻がまたもや絶頂を迎え大きな喘ぎ声を出した瞬間…
「ああ~麻美…いっぱい出すぞ~はあはあ~ううっ」
佐山は麻美の大きめな尻に射精して果てた。
「はあはあ~麻美~舐めて綺麗にしてくれよ~」
佐山が萎えかけた肉棒を麻美の口元に宛がうと…
「はぁ…はぁ…んん…」
朦朧としながらも妻は舌を出して佐山の亀頭を舐め上げた…そう…佐山の“巨根”を用いた巧みなセックスに魅了され…既に身体だけでなく心まで火照る妻は…もう佐山の為すがままだ…
「ヒヒヒ、麻美はいい女だぜ~おお~また勃ってきたぜ~はあはあ~麻美~もう一回ヤらせろよ~」
妻を仰向けにして佐山は覆い被さっていく…当然妻は拒むことはなかった。
ここで妻の回想は終えた。
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