『よし、みんな仕事に戻るぞ』
梶がパーテーション裏での猥褻なミーティングの終わりを告げた。
はるなも自席に戻って仕事を再開した。
大好きな香子の姿をチラチラ眺めながらパーテーション裏での出来事を振り返った。
『部長が言うようにレズビアンのままだったら幸せな結婚生活は築けないのかしら…』
ブルッブルッ…
スマホが振動した。
待ち受けにしている部長のペニスが否応なく目に入ってくる。
メッセージは彼からだった。
『はるな、昼を食べたら屋上でデートしよう!』
彼は営業部で外回りの仕事をしているから社内デートは珍しい誘いだ。
『うんうん!楽しみっ!』
そう返信した後もスマホの画面から目が離せなくなった。
『嫌だわ…こんな不潔で卑猥な…チ…ンポ』
何気なく周囲を見渡した。
『私の周りに…こんなにたくさんのチンポがあったのね…もちろん香子さんのことが1番好きだけど…』
もちろん彼のペニスも見たり触ったりしたことはある。
でも、フェラやセックスに対してはそれほど興味はなかった。
結婚したら子作りもしなくちゃいけないし…セックスはそのための行為。
『だけど…なんなんだろう、すごくドキドキしてる』
『若狭さんっ!仕事中、何見てるの?!あぁ~もしかして彼氏かな~』
不意に背後から声をかけられた。
ニヤケ顔をした河上だった。
『あっ、いえっ、なんでもないです!』
スマホをポケットにしまうとパソコンの入力を再開した。
『チンポ好きの変態はるな…』
河上がはるなの耳元でゆっくりささやいた。
『えっ?!そんな…違います…』
弱々しく反論した。
『みんな真面目な顔して仕事してるけど、みんな変態なんだよ…
はるなは、どんなスケベな匂いがするのかなぁ』
はるなの耳元でささやくと河上は立ち去った。
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